全日本プロレスジュニアを背負う立場となった青柳亮生。
近年での世界ジュニアは青木篤志選手、佐藤光留選手、TAJIRI選手という時代を経て、新時代の世界ジュニアの象徴になったのが岩本煌史選手でした。
岩本煌史vs横須賀ススム・CIMA・日高郁人というレジェンド選手との戦いがあり、そして岩本煌史からベルトを奪取した新星フランシスコアキラ(現在は新日でIWGPジュニアタッグ王者)にベルトが移動してからはベルトが忙しなく移動していき、新日のタイガーマスクが世界ジュニアを手にして全日本プロレスを蹂躙した後に現在の青柳亮生が王者となりました。
青柳亮生がタイガーマスクから王座を奪取してからは、ライジングHAYATO→稔→佐藤光留→カズハヤシ→鈴木鼓太郎と初防衛戦こそ若いもの同士でしたが、奪取した試合+その後の防衛ロードはレジェンドと呼ばれるレベルの選手を相手に防衛ロードを驀進しています。
やはり直近で考えると岩本煌史を超えるジュニア王者が必要である全日本プロレスですから、青柳亮生には次から次に難敵を用意してきていますね。
そして次の挑戦者が土井成樹。
ここを勝利すれば青柳亮生=レジェンドキラーとして完全に確立されると思いますし、全日本プロレスのジュニアの象徴と呼ばれる存在になることでしょう。
もちろん過去との戦いもあるでしょう。
青柳亮生選手は過去に岩本煌史選手から世界ジュニアを奪おうと挑戦したことがありますが、そこで負けていますし...やはり青柳亮生選手の中では「岩本煌史を超える王者に」というところを目指していくのが次の目標なのではないでしょうか。
何なら青柳亮生選手が世界ジュニア王者としてやりたいことの中には...恐らくvs岩本煌史という希望もあると思うんですよね。
「岩本が辞めたらから」という声との戦いに勝つには直接対決するしかない部分もありますし。
そしてBUSHI選手との試合も実現させたいでしょうね。
考えてみると岩本煌史とBUSHIという「どう考えても実現していないとおかしいカード」が実現していないという現状も青柳亮生にとってはプラスなのかもしれません。
どちらも倒してしまえば世界ジュニアの格が上がりますし、もしかすると「青柳亮生への挑戦権をかけた岩本vsBUSHI」なんて可能性も残しているわけですからね。
ただ問題があるとすれば、全日本プロレス内にジュニアで王者になれそうな選手がいないことですね...
佐藤光留選手の色に戻すのも今は難しそうですし、大森北斗はヘビー転向となるとHAYATO選手か田村男児選手しかいない。
ここで彼らが手にしてまたvsレジェンドとなるのは流石に焼き直しが過ぎてしまいますし、そもそもジュニアのレジェンド格ってもうかなり全日本プロレスに上がっちゃいましたからね(笑)
それならもう青柳亮生がこのまま何年も防衛を続けるぐらいの全日本プロレスジュニア1強の方が面白いのかなとは思いますねぇ。
現在防衛回数が5回ですから
ダニー・クロファット
小川良成
近藤修司
ケニー・オメガ
大和ヒロシ
青木篤志
横須賀ススム
には並びました。
次の防衛が成功すると鈴木鼓太郎に並びます。
7回防衛すれば金丸義信
8回防衛すればケンドー・カシン
12回でTAKAみちのく、14回で渕正信
で・・・17回でカズハヤシに並ぶと(笑)
あと12回防衛ですが、月1回タイトルマッチなら1年後にはいけますねぇ。
相手がいないだけで...