改革全日

正月早々に五冠王者となった宮原健斗。
これは素晴らしいことなのですが、ここで変化が生まれないとかなり厳しい状態の全日本プロレス。

そんな中で挑戦者に名乗りでたのは新日本プロレスの永田裕志。
「ついにグランドスラムへ向けて動き出すのか!?」と思いきや、王者は永田裕志を後回しとして青柳優馬を指名しました。

個人的には宮原健斗vs永田裕志も見たいところですが、まず青柳優馬が宮原健斗に並んでくれないと・・・タイトル戦線がかなり厳しくはなりますよね。
宮原健斗一強時代になったのではなくなってしまったような状況ですし、宮原健斗という素晴らしいレスラーでも一人では試合は成立しないわけですから。
ライバル不在では盛り上がっていかないですからね。

ただ...永田裕志が三冠王者となり鈴木みのるを迎え撃つような場面も見たいですし、変化を取るならその方が良いのかもしれませんが。

変化と言えばVOODOO MURDERS内紛ということもありました。

ただ、全日本プロレスはユニットの解散があまりに早過ぎるのでここはこのままヒールとしていてくれた方が初見さんにわかりやすいなとは思うんですよね。

次に大仁田厚が電流爆破デスマッチを王道に持ち込もうと動き出したこと。
これは個人的には賛成ですね・・・もちろん拒絶反応は多いと思いますけど、全日本プロレスに鈴木みのる・永田裕志・大仁田厚がいるなんて混沌としているのは最後の起爆剤になるかもしれません。

延命措置ではなく起爆剤にできるかどうか、これはもちろん全日本プロレスにかかっていると思いますので何とかここからV字回復をしてほしいですし、もう色々詰め込んじゃってやるしかないような気がするんですよ。

後は大森北斗が鈴木・土井と組んですぐにヘビー転向を宣言したことも賛否両論ありますが、個人的には賛成です。ジュニアさらに手薄になりますが、とりあえずは青柳亮生がレジェンドと対決してカバーしていけばいいと思いますので、大森北斗が鈴木みのるに育てられてメインイベンターまで昇ることの方が重要かもしれません。それも短期間で、です。

どうやっても順風満帆に行くとは思えない現状の全日本プロレスですが、50周年は禊の王道プロレスを見せてくれましたからね。
ここからの1年は新全日本プロレスとして新しい動きを見せつつ短期間での復活を目指してほしいです。

5年後10年後にどうしたいなんて長期の目標を持つ余裕はなさそうですからね。

一気に、飛翔。


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