新日本プロレスの未来と言われつつもタイトルに手の届かなかったSANADAがついにIWGPUS王座を戴冠。

今の派手なプロレスに逆行する部分と、今のプロレスとの融合のような戦いの結末はSANADAのムーンサルトプレスでもスカルエンドでもなくオコーナーブリッジだったことは、SANADAから全方位へ向けた宣戦布告にも感じました。

2022年のプロレスは昔以上に言葉が重要で、何ならSNSまで駆使して盛り上げることが必要不可欠になっている中ですが、この口数少ない王者がこれからどのような世界を作り上げていくのかは楽しみですね。

また、KENTA戦で辛い思いや不満を口にした棚橋弘至としては負けても「理想的」な試合だったのか「すぐ取り返してやるよ」と落ち込むことはなく、むしろエースの生き生きとした表情が印象的でもあったこの試合。

US王座戦なのに日本人対決ばかりという声もありますが、現状コロナ禍では仕方がないところ。
新しい渦と新しい価値観が生まれつつあるUSに今後誰が参入してくるのか、楽しみですね。


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