ワトとの防衛戦に勝利してベルトを腰に戻したエル・デスペラード。
試合の衝撃もさることながら、試合後にTホークやリンダ、CIMAやYO-HEY、そしてフランシスコアキラ、佐々木、クリスと他団体の名前をズバリ出していった衝撃も凄い。
元々デスペラード選手はTwitterなどで他団体の選手にもフレンドリーに絡んでいくし、目に見える交流もしている。
新日原理主義的な動きとか鎖国的な動きとは真逆で他団体のこともめちゃくちゃ興味を持っていることは伝わってきていた。
ただ、こうしてIWGPジュニア王者として明確に映像に残る場所で言葉にすると・・・ワクワク感が凄い。
獣神サンダーライガーがジュニアの団体の垣根も階級の壁も壊していた90年代の新日マットは瞬間最大風速ではジュニアがヘビーを超えていたし、今のヘビー級のプロレスは90年代ジュニアの試合の進化系とも言えるような状態でもある、それぐらい影響度が大きい時代。
あの時代をデスペラードが超えていくという可能性、期待感はもちろんあるし、超えるというか少しまた違うベクトルで攻めていく予感もするし・・・楽しみが広がりますね。
わりと垣根を壊すのは高橋ヒロムなのかと思う時期もありました。
ファンにベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで見たい他団体の選手を呼びかけていることもありましたし、最近もそういう動きはしています。
それでもはっきりと動いたのはデスペラードですからね。
フランシスコアキラは新日との距離が急接近してきましたね・・・。
岩本煌史から世界ジュニアを奪取した実績もありますし、vsデスペラードは見てみたいです。
いやー、マンネリとか閉鎖的とかそういう今の新日が抱える問題をデスペラードが一人でぶっ壊そうとしている、それがIWGP王者としての発言ですからカッコいいな。
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