衝撃の5メートルラダーハイフライフロー。
棚橋弘至とKENTAのノーDQ戦、個人的には「流石棚橋弘至、流石KENTA」と感動しました。

試合直後はネット上でもそういう声が多かったと思うのですが・・・試合後の棚橋選手のコメントが出た途端に絶賛していた人たちまで「これはいかん、いかん試合ですよー」「新日はこれでいいのか!」と騒ぎ出す事態に。
個人的には「好きなレスラーと常に同じ意見にすり合わせたらプロレス面白くないじゃん」とは思うのです。
ファン心理として「私は貴方をわかってる」というポジションに立ちたい気持ちもわかるんですけど・・・

で、その棚橋選手のコメントがこちら。

嬉しいとか、悲しいとか、悔しいとか、何の感情も残ってないです。ただ…ただあるのは虚無感……。虚しいだけ…。なんでオレ、プロレスラーになったのかな………。プロレスラーである自分を誇りに思いたくて……。ああ…はあ…ベルトは返ってきたけど、どっからスタートすればいいのか分からないです。
ああ、藤波さんが好きだったなあ……。ああ、武藤さんに憧れたな。で、今、これか…。ああ……レスリングやりたいね。誰だ、SANADAとか? こってこての60分フルタイムドローのレスリングやりたいよ」

うーん・・・

棚橋弘至のデビューから見てきている自分ですら、少しこの感情がわからないです。
もちろん棚橋弘至と言えば「プロレスは残酷なものであってはいけない」という主張を昔から持っていますし、棚橋弘至の本来の戦いではないことは事実です。
しかし、ノーDQを受け入れた時点で反則ありの戦いこそ「正々堂々」の戦いです。
そして東京ドームの舞台で棚橋弘至とKENTAは正々堂々と激しい試合とファンの記憶に残る戦いをしてくれました。

KENTAがかなり酷い怪我を負ってしまいましたが、プロレスでノーDQで怪我1つない試合の方が不思議ですしこれを落ち込む必要はないはずです。

結果的に棚橋弘至はこの日一番のインパクトと語り継がれる名シーンを残してUS王座を手にしたのですから、堂々としてほしいなと思います。

入場も退場も笑顔無く、試合後に虚無感しかないというのは・・・それならノーDQを受けなければいいだけのことですからねぇ。

僕は棚橋弘至が自分の土俵じゃない場所から飛んだあのハイフライフローには感動しましたし、やっぱり棚橋弘至は凄いなと思いました。
もちろんノーDQをまた見たいかと言われればNOですが、一生分の反則をすると言い一生分の反則をした棚橋はそれでもエースだったと感じたのですけどね。

 

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