終わってみれば「オカダのプロレスがIWGP」と言えるような戦いとなった二日間。
鷹木信悟を倒し、4代目IWGPを供養し、そして偽ベルトのオスプレイを倒し、モヤモヤしていた部分を一旦全て天に還したレインメーカー。

昨日鷹木信悟と死闘をした翌日に、それ以上の戦いをオスプレイと繰り広げる怪物っぷりはオカダ復活を印象付けました。
それと同時にオスプレイの凄さも再確認できましたし、この試合が無歓声で行われる悲しさもたっぷり感じました。

オカダ選手は「俺、やっぱり声援のある中でプロレスがしたい。無観客に戻りたくないですし、しっかりとみんなの前で闘っていきます」とコメントしましたが、今の状況だとまた無観客に戻る可能性はありますし、声援なんてもう二度と出せないレベルでコ◎ナを煽り続ける日々は何年も続くと思うんですね。

それをわかっているからオカダの目に涙が溢れたのではないかと思います。

試合後に内藤哲也が挑戦表明。
40周年、レインメーカーショック直後の内藤哲也とオカダの試合からもう10年。
そしてそれが50周年の区切りなのか始まりなのかわかりませんが、今のプロレス界ができることは上を目指すことよりまず今の時代で現状維持できるかどうかですよね。

それを先頭で担うのはオカダ・内藤ということになりそうですが、今現在「金の雨が降る時代ではない」ですし「トランキーロでもいられない時代」です。

だからこそこの二人が何をファンに見せてくれるか、楽しみですね。


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