最強タッグが終わり、ジェイクリーとアブドーラ小林の三冠戦が決まったりとした全日本プロレスですが、ファンに届いたのは大きく残念なニュースでした。

まず長らく欠場中だった野村直矢選手の退団発表。
プロ格の日記を見ていても一言もプロレスの話題が出てこなかったので、嫌な予感はしていましたが・・・
全日本プロレスは野村が背負うぞ!ぐらいの勢いだった2019年の夏からの飛躍からの怪我、そして復活発表ではなく退団発表というのは多くのファンが辛いでしょうね。

また、その辛さに追い打ちとなり喪失感すら漂うのが岩本煌史選手の退団発表と休業宣言。

ジュニアを背負ってきて、次のステージとしての無差別級宣言からまだ時間も過ぎていませんが・・・

更には暫く休業するということで、引退ではないがプロレスはお休みするとのこと。

ファンからの評価も同業者からの評価も高いことが耳に入ってくる岩本選手であれば、将来的にはどこかの団体で素晴らしいファイトと孤高の芸術を見せてくれると思いますが、レスラー岩本煌史とは暫くお別れになります。

何が恐ろしいって、この二人は陣JINのメンバーなわけですよ。

ジェイク・リー
岩本煌史
野村直矢

この3人から始まった陣...私はファンミーティングも行きました。

が、無念なことにそのファンミーティングの直後ぐらいから日本でもコロナが増えてきてしまい、他団体の越境メンバーだった吉田・阿部両選手の参戦もままならず、大会の開催もままならずとなりました。

若くビジュアルが良いこの5人のユニットは上手く行けばプロレス界全体としても人気のユニットになったことでしょう。

また岩本煌史選手からすれば、ジュニアの王者として君臨すれば「また岩本」と言われ、王者でないと「岩本は何をしているんだ」と待望論が出てしまい、ライバル不在の中で30歳前後というまだレスラーとして若手に入る年齢から色々なものを背負うことになりました。

W1軍団がこれば最初は岩本、横須賀ススムやCIMAなど他団体から敵が来ても岩本、全日の矢面に立って戦ってきていたのに無差別級として活動してからはそこまでチャンスを与えられなかったことや待遇面でも問題があったのではないかなど思ってしまいます。

まぁ、レスラー岩本煌史であれば新日でもドラゲーでもGREATでもノアでも引く手数多かと思いますが、休業を経てどの団体で誰と戦っているのか?ということを妄想する時間を楽しんでおきたいと思います。

コンディションはめちゃくちゃ良いとのことですし、あれだけ激しい試合をしても悪いところはたまにギックリ腰をやるぐらいです。

それに、後楽園ホールの後に「やっぱりいいな、プロレスって。」とツイートしていますから、プロレスが嫌いになったわけではないでしょう。

所属最後の試合は

岩本煌史
ブラックめんそーれ
vs
青柳亮生
ライジングHAYATO

ジュニアの絶対王者だった岩本煌史から青柳亮生とライジングHAYATOは何をしても勝たないとな!!

 

で、全日本プロレスは大丈夫なのだろうか?

女性ファンが多く復帰を心待ちにしていた野村直矢、これからヘビーのトップでも戦いを期待されていた岩本煌史、そして三冠宣戦にいるべきゼウス。

この3人が退団での50周年。

仮にW1軍団の入団発表が年明けにあったりすると、全日本プロレスの雰囲気が全日本プロレスっぽくなくなるってこともありますし・・・
これで下降線になって慌ててジュン・レイを海外から戻したりした日にはグズグズな展開が待っていそうです。

正直期待より不安の方が大きいです。


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