緊急記者会見の告知と新日とノアが同時に行い、その緊急記者会見が同日同時刻にABEMAでという時点で「これは対抗戦があるのではないか」という記事を書いておりましたが、個人的には期待通りの発表で嬉しかったです。

2022年1月8日の横浜アリーナ大会にて新日とノアの対抗戦が実現する、その事実だけでワクワクしますね。

もちろん賛否両論はあります・・・が、僕としてはTwitterに書いた通り「久々にいがみ合おう」と「それもプロレスの醍醐味じゃん」って思うんですよ。

誹謗中傷はダメ絶対!ですし、マウントの取り合いとかはダサいですが、例えば新日ファンからすれば「俺たちの新日が一番強いんだよ!」ノアファンからすれば「俺たちの攻撃に耐えれるのか?」的なね、そういうのは大いに楽しいじゃないですか。

新日は鎖国状態の中でファンを伸ばしてきたわけですから、この5年、いやもっとか?兎にも角にも最近ファンになった人はいわゆる対抗戦のピリピリした(ファン同士も)あの独特な空気をついに体験できるわけですよ。

プロレスが好きなら食わず嫌いせずに味わってみなよ?と。
対抗戦の時の新日ってのもカッコいいんだぜ?って僕は伝えたいですね。

そしてノアからすれば、ノアファンからすれば、もし新日がヌルいと思っているならバチバチに新日を打ち負かしてほしいとも思います。

もちろん僕はこの構図なら新日側の応援をするわけですが、新日が追い込まれるところも見てみたいわけですよ。

世の中が勝ちか負けかでしか物事を考えられない空気になっている中で(匿名個人間のSNSですらそんな状態)プロレスという勝ち負けを超越するジャンルを存分に楽しみましょうよという気持ちです。

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新日・ノアの対抗戦となる横浜大会はPPV配信となる点への批判もあるが

この新日vsノアの対抗戦となる1月8日大会はABEMA PPV ONLINE LIVEでのPPVで生配信となります。
視聴料金:はブラウザ決済:ABEMA コイン3300 コイン (3,960円相当) アプリ決済:ABEMA コイン3630 コイン (4,356円相当)という金額で、これに「高い」という声や「njpwワールドで見れないのかよ」という声もあります(後日配信)。

ただ新日本プロレスワールドというコンテンツがあの低価格であの放送数なことが異常なことで、元々はビッグマッチを生配信で見たいならPPVを買うというのが当たり前でした。

個人的にはRIZINのPPVは毎回買いますし、来月の井上尚弥の試合もPPV(地上波が無いんですよ)で買いますが、わりと世界的にはビッグマッチはPPVを買うものなのはスタンダードなことですし『自宅をアリーナ席として観戦するのが4000円程度』なら安いと考えるべきではないかと思います。

新日としてもコロナ禍で経営が悪化しているでしょうし、日本は嫌儲主義な人が多いですが儲けてもらわないと好きなジャンルが消えていきますからね...
ノアにしてもそれは同じことですし。

ただ4000円払ってガッカリさせる内容なら次からは視聴者数が減るでしょう。
だからこそ素晴らしい大会、熱い大会になる期待感がありますよね。

インタビューに登場したのは鷹木・棚橋・オカダ・清宮・武藤・中嶋だが

記者会見に登場したレスラーは棚橋選手と清宮選手でした。
あの会見だと棚橋選手の落ち着きと貫禄が清宮選手の微妙な空気感の差が出てしまいましたが、ただこの新日とノアの構図になった時に過去に清宮選手がオカダカズチカ選手と戦いたいと発言していたことはとても重要だったと思うのです。
インタビューでのオカダカズチカ選手は「もっと言い続ければよかった」と発言していましたが、オカダ選手も突然猪木さんの名前を出して言い続けなかったこともありますからね(笑)

まぁでもこのインタビューに関して言うと!!

個人的には「なんか違う」感じがしました(笑)

やはりプロレスの醍醐味としてですね、新日の大会にノアの選手が乱入するとか「なぜか客席で見ている」とか。その逆もまた然りで、ファンを事前に熱くさせてくれなかったのは勿体ない気がしたんですよ。

新日とUWFの時のような長州力の1本の電話とかああいう部分とか、大日本プロレスが名古屋大会に乗り込んできた時とか(現場にいましたよ私は...燃えた...)あの空気といいますか。

記者会見スタートだと「両団体の選手がこれからどこかに大会で来るのではないか?」と考えてしまって目の前の素晴らしい試合に集中できなくなる可能性もありますからねぇ。

BOSJとWTL前にそういうことがあってBOSJとWTLの前に記者会見があるとかでも良かったのかなと。
いきなりこれで話題をかっさらわられたので一部選手オコな感じですし。

なので順序立てるとこのインタビューでの戦いはあまり・・・って感じでしたね。

対抗戦か交流戦かという重要なコト

記者会見とインタビューで始まった物語なので「交流戦」な感じがしますが、レスラー達は「対抗戦」を意識している発言がありました。
これは僕も事前にSNSなどで書きましたが「対抗戦か交流戦か」は見る側としても重要なことですし、やはり昔からプロレスを見ているファン層はこの言葉を事前から意識して考えているんだなとSNSを見ていて思いました。
近年のファンの人だと「ユニット抗争」というプロレスしか与えられていないところがあるので、対抗戦でも交流戦でも同じだろと思うかもしれませんがマインドとしての違いはあります。

終わってみれば「交流戦だったね」と言われるかもしれませんし「対抗戦面白かったね」と話題になるかもしれませんが、先ほど書いたように現状では交流戦に見える構図をレスラーが言葉で対抗戦のイメージにしようとしている印象があります。

ただ、これが一発リング上で事前に何かがあれば問答無益で対抗戦のイメージになったわけですし、その点はやはりプロレスという唯一無二のジャンルの特徴というか特性というか、おもちゃ箱をひっくり返したような状態が許される部分を活用してほしかったなぁと思いますね。

ニュースの見出しも「新日とノアが対抗戦」といきなり出るより「新日の●●大会にノア勢が乱入!」と出た方がフックとして良いはずですし。

新日本プロレスとプロレスリング・ノアの対戦カードはどうなるのか

これが第一弾であり完結編なのであればオカダvs清宮はやるべきかと思いますが・・・いや、何度かやるでしょう、PPVの売上次第では。

キービジュアルで向かい合っている選手同士がシングルを行うというわけではないでしょうし。

何にしても妄想が膨らんで楽しいのでカード発表なんて前日でいいよと思ってしまうぐらいなのですが(笑)

まぁでも武藤敬司と戦うとなるとやはり棚橋弘至が適役。
ただ武藤敬司はオカダの名前を出していますし、こうなると武藤・清宮vsオカダ・棚橋みたいなタッグ戦はありそうです。

でも何にしたってまだベルトが動く可能性が両団体にあるので、そこで変わってきますよね。

鷹木vs中嶋のシングルというのは状況によっては難しいでしょうし、なんとなくこのカードが全然新日とノアの対抗戦に見えない問題もありますので(笑)ロスインゴvs金剛とかの方が良さそうです。
鷹木選手はカードによってはドラゲ感も出ちゃいますからねぇ。

ロスインゴと言えば内藤哲也なんて相手を煽るわけでもなくマジで他団体に興味が無いでしょうから単純に試合の拒否もありそうだし、その辺りは試合前から面白そうだなとかも妄想してしまいますが、せっかくなら他団体とのユニット対抗戦は見てみたいところ。

また新日にいるKENTA・金丸・石森・ザックのノアと縁の深い選手たちの対戦カードも気になるところですし、ノア側だと参戦しているという表現でいいのかな?ケンドー・カシンとか藤田とか桜庭とかも新日とはとても縁があるし、、、あとグレート・ムタもね。

ただ僕が一番実現させてほしいのが真壁刀義と藤田和之ですね。
これは同コーナーでも対角線でもいいと思います。

多分お互いが気持ちの中でやり残していることだと思いますし、長く新日を見ている人は1つここで心のモヤモヤを消せるじゃないですか。

逆に一番見たくないのは・・・後藤洋央紀と杉浦(まだお腹いっぱい)ですね。
次点で後藤洋央紀と田中将斗、次に後藤洋央紀とムタ。

新日ファンとしては良い思い出がない試合な上に良い思い出がない時期を思い出してしまうトラウマカードになりそうで(笑)

 

ま、僕は新日本プロレスファンとして観戦いたしますし、新日本プロレスを応援します。
そしてノアの選手の凄さもたっぷり堪能させていただきたいと思っています。

でも武藤敬司がHOLD OUTで出てきた途端に40代~のプロレスファンは一発で武藤に持っていかれる恐れがあるんでね、私も最終的にはノアを応援しているかも・・・

何にしても楽しむだけですけどね。
こんな予想外のことが起こった時に考察とかしてる暇はない。
妄想しながら純粋に仲良く喧嘩するのが一番!


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