ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが開幕しました。
早速注目だったメインイベント、デスペラードvsSHOの一戦は攻撃も口撃も目立つこの二人ならではの試合になっていたのですが、終盤にディック東郷・高橋裕二郎の介入などもあり拷問の館としての戦い方に振り切ったSHOがスパナを使っての攻撃を容赦なくジュニア王者に一閃し勝利。
個人的には「これが毎回続くとSHOもEVILのような叩かれ方をしてしまうなぁ」という思いや「黒いSHOとしてのサイコパス感は一人で行うから際立つのでは?」という思いもあるのですが、なんとなく試合後にEVILも含めた4人が並ぶと・・・拷問の館に住んでいる家族は暖かく、現代社会が失っているものを思い出させてくれるような温かさも感じました・・・(笑)
ただスパナはどうなの?とは思いますね。
凶器攻撃が嫌なのではなく、スパナって・・・SHOに合わないというか・・・
イケメン+格闘経験=細工したオープンフィンガーグローブとかさ、三段式警棒を使って「これが本当の3Kだよ」とかやり方はあったと思うんですよ。
そりゃ拷問の館ですから、スパナで鼻をひねるとかできりゃいいですけどそれだと事件になりますし、スパナという工具を使っているのに使い方が限定されるのもなぁ。
イケメンの自動車整備士みたいなキャラなら別にいいですけど・・・でもまぁあのスパナで会場の配電盤を破壊して停電にしていると思えば悪くないですけどね。
セミファイナルはYOHと高橋ヒロムの一戦、
襲撃をかけたYOHに「生まれ変わった不死鳥」のような印象を受けましたが、試合が明らかにクイックを狙う戦いとなり一抹の不安を覚えました。
ただその攻防はYOHの新しい部分への期待が増すもので、案外クイックで終わらずにここから新しいYOHが高橋ヒロムを追い込んでいくのか!?と期待していると・・・高橋ヒロム側が新しい部分を見せての秒殺。
ファンの見方によって印象が違う試合だと思いますが、個人的には・・・YOHのスタートダッシュと変化が見たかったなぁと。
まだここからYOHのスランプが続いていってしまってSHOとのシングルへとなると結局同じことの繰り返しになりそうで。。。
個人的には優勝してトップ戦線でシングルでまた戦ってほしいファンタズモと、そろそろブレイクしようぜ!のワトの試合は期待をしていましたし、その期待通りの好勝負になりました。
ただファンタズモに関しては「シューズの秘密」はもう無かったことにしてもいいと思うんですが・・・
ワトは海外修行時代の方がアグレッシブで良かったと思うのですが、今は新日での戦い方とそれが融合できてきている印象ですし近年では「凱旋帰国後に不遇」という代名詞のような選手になっていますが、このベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで一気に頭角を現してほしいですね。
新日ジュニアのトップに立っているロビーイーグルス相手に田口監督がどのような戦いをするのか?と期待していましたが、もう期待以上でした。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア以外の田口隆祐は田口監督の皮を被った、皮を被った、皮を被った田口隆祐ですが、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの田口隆祐はズル剥けの田口隆祐なんですよね~。
もうこの勢いでズル剥けで優勝までイッちゃってくれてもいいです。
アポロ55時代の勢いを取り戻してですね、ロケット発射でイッちゃおう!
新日で金丸と石森の試合を見ていると今でも不思議な気持ちになりますが、別団体時代よりも進化しているのが凄いですよね。
スピードの中に色気を纏い、頭脳戦の中にも色気を纏うこの二人。
個人的にはどこかで組んでほしいって思いもあるんだよなぁ・・・
色気と言えば、もうダダ漏れのDOUKI。
去年も個人的に推していましたが、もういいでしょ彼がトップまで上り詰めても!
泥水どうこうとか未だに周りが言いますけど、そんなことはもうどうでもよくて、めちゃくちゃ魅力的な選手じゃないですか。
技も動きも雰囲気も含めてこんな良い選手が「BUSHIを倒して金星」と言われてるのはおかしいですよ。
台風の目?
いや、台風の目って無風ですよ。
DOUKIは台風の東半円、暴風を吹き荒らせてくれると期待していますし、同門対決もありますが上下関係を変えるぐらいの戦いに期待しています!
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