いやー...
エル・デスペラードという選手をずっと推していますし、こんなに色気のある選手は中々いないとはいつも書いていますが...こんなに素晴らしいチャンピオンも中々いないですね。

戦った石森へのリスペクトもあれば高橋ヒロムへのライバル心・友情を隠すことなく、更にはこの価値のあるエル・デスペラードの持つIWGPジュニアのベルトを狙う選手が次々出てくるという状況に加えて素晴らしい戦いをみせてくれる姿はもう、ならず者を経たヒーローであり主人公。

さて、今回の試合で更に価値が高まったIWGPジュニアのベルトですが、それは石森太二の力でもあります。
年齢的なところで言えば40歳が見えてきているところですけど動きは進化していく一方。

そして小柄ながらパワーも凄いですよね。
昨日の試合もサイファーウタキを狙う時にバランスを完全に崩したのに、そこからパワーで持ち上げ直した上に顔面に膝を入れるという荒業を披露。

更にはピンチェロコを空中で腕に巻き付いてボーンロックに持っていく動きは何度見ても飽きない動きでした。

途中で介入してきたファンタズモに対して救援に入った金丸が低空ドロップキック→なぜか脳天から突き刺さるファンタズモというおもしろシーンもありましたが、試合全体としてファンの心に何かが刺さるであろう名勝負でした。

試合後のデスペラードは『胸張って、俺がチャンピオンだ』という名言を残しましたが、相手が石森太二だったからであろう言葉だったのでしょう。

バックヤードではしっかりジーマを飲み、そしてラベルがカメラに向いていないことに気がついてそれを直すなどこの辺りも素晴らしいチャンピオンだなと思いました。
スポンサー企業ってのはパートナーですからね・・・ここ最近「もっとマシなものをおけ」だの「飲んでる場合じゃない」だのジーマに失礼な言動が新日内で続いていましたが、こういう点でもデスペラードは流石です。

次期挑戦者はロビーイーグルスになりそうです。

映像を見た時に「このイケメン誰だ?」となるぐらい、ロビーイーグルスっぽさがないロビーイーグルスでしたが(笑)

ねぇ・・・イーグルスでデスペラードって・・・

Desperado, why don't you come to your senses~♪

って頭に流れてきて仕方ないですわ。

それにしてもですよ、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアをやるならワンリーグでやれないものですかねぇ?

デスペラード
石森太二
高橋ヒロム
ファンタズモ
イーグルス
BUSHI
田口隆祐
ロッキーロメロ
マスターワト
SHO
YOH

これでワンリーグでやれればめちゃくちゃいい試合が沢山見れそうな気がするんですけどね。

というかこれを言うのはよくないかもしれませんけど、鷹木信悟とオスプレイがジュニアのままで飯伏幸太もジュニアのままだったら90年代ジュニアを遥かに超えるメンツになっていたよなぁ・・・とかね、思っちゃうわけですよ。


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