いやもう単純に今年の新日で1番のタイトル戦線はNEVER6人だわ。
個人の感想ですけどね、でも同じような思いの人は沢山いるのではないでしょうか?
王者組としてYOSHI-HASHI・石井・後藤組は素晴らしいですし、今回の挑戦者チームだった第3世代の永田裕志・小島聡・天山広吉も今が全盛期じゃねーかよ!というほどの気迫と戦いを見せてくれました。
天山広吉の表情の怖さが、狼軍団でめちゃくちゃやっていたときをオーバーラップさせるかのようでしたし・・・
で、凄く個人的に好きなのがこのメンツはちゃんとフォールに行くんですよ。
内藤哲也とかオカダカズチカもそうですけど、しっかりフォールをするってどれだけ見ていて気持ちが良いか。
大技の連発でゴールとなる必殺技まではろくにフォールをしないレスラーがプロレス界全体的に増えていますけど、やっぱりプロレスってフォールを重ねていくから3つ入った時の重みがあるわけじゃないですか。
今回のタイトル戦は特に「これがプロレスだ!」というものを見せつけてくれたと思います。
そして、石井が第3世代に握手を求めるというのは・・・もうカッコよすぎて泣けてきましたし、何だかんだでずっと石井は第3世代をリスペクトしているからこそ食らいついて、そしてどこかのタイミングで明らかに一度追い越して、そして「それでいいのかよ?」とまた噛み付いてとしてきましたが、ここが1つ区切りというか・・・もちろん新しい戦いへのスタートでもあるのでしょうけど、双方の年齢を考えれば大きな一幕が閉じた最高の場面だったようにも思います。
何ならこの6人で組んでユニットを作ってですね、CHAOSの他の選手は本体と合併するぐらいのことがあってもいいぐらい。
組んで刺激になる関係性になればまだまだやることは山程あると思うのです。
で、この感動的なシーンから数分後。
会場が暗転。
「おおっ?NEVER6人も一巡したし、他団体とか外敵ってケースもあるのか?」
そうワクワクしていると・・・
東郷さんとEVILちゃんが登場...
いや、誤解がないように書いておきますが僕は好きなんですよ!EVILも東郷も!
だけど今回の流れでこの感動的なシーンの後にはいらなかったかな...
というかプロレスって永遠なるTo be continuedの繰り返しで、永久に終わらないドラマのようなところも当然魅力なんですけど、毎度毎度別にTo be continuedって必須じゃないじゃないですか(笑)
今日は石井と第3世代の握手に酔わせてくれよと、一杯それを肴に飲ませてくれよと。
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