逆転の内藤哲也がオーカーンを踏み台に ホーム広島大会で魂のデハポン

緊急事態宣言の影響で新日本プロレスの5月Road to WRESTLE GRAND SLAMの後楽園ホール大会が中止になりました。
ただ、あれだけ後楽園ホール連発をやっていた新日本プロレスからすると今は首都圏から離れているという幸運。

そんな流れの中である意味ホームである広島で内藤哲也とオーカーンのシングル決着戦が行われました。

オーカーンからすれば最高の踏み台に乗り一気にハイジャンプをするチャンスだった試合でしたが、内藤哲也がどこかまだ余裕を残しながら勝利したという現実はいつかオーカーンが取り返さないといけない運命の1つになったのではないでしょうか。

試合後にはオーカーンを認めつつも、最後にはしっかりオーカーンを言葉でも追い詰めた内藤哲也

オーカーンが言ってたよね、『内藤に負けたら辮髪を切って、ヒゲを剃り落として、ヤングライオンスタイルで試合してもいい』みたいなこと言ってたよね? ってことは明後日の鹿児島大会もしかしたら、辮髪を切って、ヒゲを剃ったグレート-O-カーンの姿を見れるかもしれないね。それを楽しみに鹿児島大会へ行きますよ。

『逆転の内藤哲也』という言葉は、無冠でも誰もが認めるトップ選手であり人気1位でもあり数ヶ月前まで二冠王だったカリスマには相応しくない言葉ではあると感じてしまいますし、どん底まで落ちたときの内藤哲也の面白さを見せてほしかったので個人的にはオーカーン勝利の方が内藤哲也の美しさが見れるだろうなと期待していたのですが・・・でも、何にしてもこのタイミングでEMPIREのオーカーンをシングルで倒したことは好都合でしょう。

次に鷹木信悟がオスプレイに負けたときには出ていく理由、チケットのようなものを1つ手に入れたことになりますからね。

で、そんなチケットがもう1枚あるとすればヘナーレを倒したSANADAの手の中でしょうか。

一気に頭角を現してきたヘナーレでしたが、流石にシングル戦の経験と実力で勝るSANADAを倒すことはできませんでした。

SANADAは試合後に珍しく「ヘナーレの行動力、そして成長はすごいと思うよ。ただ、俺に勝とうとしたのが、早すぎただけだよ」というコメントを出しましたが、早すぎかどうかは近ければG1での再戦で打ち砕かれる可能性も十分にあると思えるほどヘナーレは魅力的な選手になってきましたね。

こうなると序列的にはオスプレイ>コブ>オーカーン>ヘナーレという形なのでしょうし、ユニットで一度決まった序列が変わることはプロレス界で最も難しいことの1つかとは思いますが・・・ただ、そういう序列を壊していく未来を見てみたいです。

ところで・・・BUSHIさんツアーオブジアイランドで旅行しすぎという声がファンから聞かれますが、この日はオスプレイのストームブレイカーで敗戦。

BUSHIさん回されすぎ問題。
もう「これがブシロール?」と勘違いされるぐらいくるくるくるくるされていますが・・・

EMPIREにもジュニア選手入れてもらっていいですかね?(汗)

いや、というか少し振り返ればBUSHIはオスプレイと互角のシングル戦をしたぐらいの男なんですよ。

この扱いはあまりにも酷い・・・


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