棚橋弘至とKENTA、飯伏幸太とジェイホワイト
次のビッグマッチでは勝者がそのまま東京ドームでタイトル戦を迎えることになるでしょう。

棚橋弘至・KENTAはモクスリーと。
飯伏幸太とジェイホワイトは内藤哲也かEVILと。

いつもの新日本プロレスであれば棚橋弘至とモクスリー、飯伏幸太と内藤哲也、そしてEVILとジェイがスペシャルシングルマッチ→その後の最初の後楽園で動きが、となるであろうと想像できます。

特に棚橋弘至と飯伏幸太が両者負けてワールドタッグリーグで組むというのは、最後のタッグ時の話からすればファンであるほど興醒めしてしまうでしょうし、ここはシングル戦線でということになりそうなものですが・・・

「権利書の移動」というこれまでに無いことを2連覇した飯伏幸太が経験するなんてこともありそうだと思っていましたが、権利書の移動はKENTAから棚橋弘至へという「そっちかい!」という流れも考えることはできるのですが。

また難しいもので、EVILとジェイの抗争を一気に燃やして終わらせるにはドームでタイトルマッチという手もあると思いますが、ここで内藤哲也が丸腰になった場合に完全にテーマを失った状態で2021年を迎えてしまいます。

おそらく今年のプロレスMVPは内藤哲也になると思いますが、その時に丸腰というのも違和感がありますし・・・

かなりファンからの不満の声が多い内藤哲也とEVILの抗争

ヤフーコメントのような場所だけではなくTwitterでも不満の声が多い内藤哲也とEVILの抗争。

EVIL推しでもあり内藤哲也も好きな私でも・・・いや好きだからこそ、ですね、たしかに不満の声が多いことは理解できます。

兎にも角にも内藤哲也が一度シングルをするとリマッチ地獄になるというのは近年の定番になっていますが、やはりそれでは飽きてしまうものです。
またEVILがNJC→タイトル戦とヤリたい放題で批判が増えていましたが、そこから継続してむちゃくちゃやることで支持が集まるのがプロレスの世界じゃないですが。
でも今は少し控え目なヒールになりつつ海野レフェリーが試合の中心になるという感じですし、内藤哲也もやはり気持ちが乗らないのか実際調子が悪いのか試合全体として見た時に何か全員の動きが悪く見えるような試合が連日続いているのも批判の原因でしょう。

内藤哲也が楽しんでいるときのあのキラキラした目はどこへやら。

これは内藤哲也ファンの人はみんな気がついているのではないかと思うんですよ。
あの人の目って達者な口より物語るように感情が出ますもんね。

で、この二人がそんな状態の中で内藤哲也に一番ジェラシーを燃やしてほしい高橋裕二郎は完全にまたサポート役になり、内藤哲也の横にいるSANADAは無言。
たまに勝てばスマホで会場を照らすという絵で満足感を一瞬高めるが「で、SANADAファンのわたしはSANADAのどの部分に感情移入すればいいの?」とわからなくなる人が多発という・・・(汗)

そもそも、SANADAがEVILの挑戦に「まてまてまて」と言わないといけない立場なわけですよ。
この状況でノーコメントだったらもう喋るタイミングがないですよ(笑)

SANADAへも辛辣なファンからの声が増えていますけど、もう「ロスインゴだから何しても祭り上げられる」なんて状況ではないんですよ。

ロスインゴからのファンでももうプロレスファン歴5年とかあるわけですし、昭和時代のプロレスファンより見ている試合数も情報量も多いわけですから何も喋らず主張しないレスラーには感情移入できなくなって当然だと思います。

そんなことも相まって兎にも角にもこの内藤哲也・EVILを取り巻く環境が恐ろしいほど盛り上がっていない。

内藤哲也の熱狂的なファンすら「きゃー内藤さん勝った!!」とかツイートしなくなってきてるのは、相当この戦いにファンの心が入っていけていないということですからね・・・


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