ゼウス/イザナギ VSフランシスコ・アキラ/ライジングHAYATO
アジアタッグ王者の初防衛戦にはフレッシュな二人が名乗りを上げました。
スピード感のある連携攻撃、特にアキラはこれまで見せないような動きを見せるようになりましたし、あわやというシーンもありましたが・・・
途中で場外へのダイブで足を痛めたかライジングHAYATOの動きが徐々に悪くなったように見えました。
また、チャンスを掴んでもゼウスのパワーとの差が大きく最後まで押しきれない挑戦者組。
そんな中、最後はイザナギの仙人の首固めで負けてしまったHAYATO。
試合が終わったことに気が付かずにイザナギに襲いかかるなど何が起こったかわからないままの敗戦は不完全燃焼だったのではないでしょうか。
ただ、この二人を見るとジュニアタッグタイトルを作るのもいいのではないかと思ったんですよね。
全日本プロレスのジュニア選手の人数だとタイトル戦を組むのが難しいかもしれませんが、ジュニアタッグがあれば他団体の選手との戦いも更に広がっていくでしょうし。
負けても光る田村男児の成長度
佐藤光留/田村男児 VS 大森北斗/児玉裕輔
アンファンテリブルとエボリューションのユニット抗争でもあり、次の世界ジュニアを見据えているであろう佐藤光留と児玉裕輔の個人の戦い、そして若き力である大森北斗と田村男児の出世争いという色々な意味合いがあったこの試合。
最後は田村男児が敗れてしまいましたが、無観客の期間に急成長し顔も体も試合内容も進化している男児の成長はまだまだ止まっていないと感じました。
ダンロックを完璧に決めることはできませんでしたが、あと1つ2つ技が増えれば再度世界ジュニアに挑戦しても面白い存在になると思います。
試合のペースを取り戻す中技、そしてパワーを活かした大技があれば。
スケールの大きい技を会得してほしいなぁと思いますね。
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