EVILが内藤哲也を下し事実上の首位へ|ジェイに対してもさらなる揺さぶり「ずいぶん外道のことを信じてるようだな」|内藤哲也の決勝進出は絶望的か?

前回高橋ヒロムがEVILに敗れ、そして内藤哲也が宣戦布告した地である愛知県体育館で今年3度目の内藤哲也vsEVILが実現。
流石に短期間での3回目の試合ということもあってか今年一番面白い試合だったと思いますが、やはりこのグループで一番長い試合をし続けてきているだけに内藤哲也の疲労の蓄積が大きかったのか、スイングDDTを失敗するなど不安な姿が試合中に何度か見てしまうことに。

それでも試合終盤にコリエンド式デスティーノを完璧に決めると最後はデスティーノで仕上げというところで一瞬のすきを突かれてのEVILを決められ二冠王が敗北。

これで実質的に今年はEVILが内藤哲也に勝ち越し、更には勝ち点10で内藤哲也と並ぶことになり直接対決の結果で事実上のダークネス首位となりました。

試合後の花道では小さい子供に話しかけるなど上機嫌の闇の王でしたが、試合後にまた波紋を呼ぶコメントを残しました。

BULLET CLUB分裂の危機は目前か?EVILが外道の名前を使いジェイに揺さぶり

ジェイ・ホワイトと高橋裕二郎戦、そしてジェイが外道に詰め寄るなどあったこのタイミングでEVILが言葉で動きました。

「それからよ、ジェイ、ずいぶん外道のことを信じてるようだな。そうかそうか」

この揺さぶりをジェイが気にしないわけでないでしょう。
ただでさえ外道を疑う姿勢を持ってしまったジェイなのですから、これで次の試合に大なり小なり何か異変が起こるはずです。

ブロックをまたいで、山越えをして口撃をし合うジェイ・ホワイトとEVILのBULLET CLUBお家騒動。
つい3ヶ月前にロスインゴお家騒動を起こしたEVILの目的は?

BULLET CLUBの乗っ取り、ジェイを配下にと考えているのか?
それともBULLET CLUBから、いや新日本プロレスからジェイ・ホワイトの追放か?(というか移籍もありえるのか)

もしくはBULLET CLUBを崩壊させるためにBULLET CLUBに入り込んだとでも言うのだろうか?

何にしてもブロックをまたいでのこの争い、決着をつけるなら決勝戦でのシングルマッチもしくは最終日に組まれる試合なのではないでしょうか。
G1後のシリーズでBULLET CLUB勢揃いで並ぶことなく崩壊・・・分裂、そんなことも十分にありそうです。

事実上の優勝決定戦はEVILとSANADAか|内藤哲也が決勝へ行ける可能性は低い

この日の公式戦を終えての内藤哲也とEVILが勝ち点10、そして後藤洋央紀とSANADAとザックが勝ち点8となりました。

複雑なことが起きない限り勝ち点6以下は脱落したということで、棚橋弘至もここでほぼ終了となります。

さて、ここからを考えると内藤哲也が勝ち点10と言っても勝ち点で並んでいるEVIL、そして勝ち点8で追うSANADAに直接対決で負けています。

内藤哲也は矢野に勝利した場合勝ち点12、最終戦でKENTAに勝利して勝ち点14まで伸ばせます。
ただ最終戦の時点でEVILとSANADAが内藤哲也と同じ勝ち点ではなく「2点少ない」状態でも勝者が勝ち点で並び直接対決の結果で内藤哲也の負けとなるので、内藤哲也が決勝に行ける可能性は残り2戦を連勝して勝ち点を14に伸ばした上で、SANADAとEVILが次戦揃って負けるぐらいしかありませんね・・・

また一応残っている目が内藤哲也が1勝1敗で勝ち点12、EVILが2連敗で勝ち点10のまま、SANADAがEVILに勝利して棚橋弘至に負けて勝ち点10というケースでしょうか。

 


プロレスランキング
リンク

Twitter