完全なる怪物となったウィルオスプレイ、石井を粉砕し文句なしの優勝候補へ

105キロまで増量しても動きが変わらないことでファンを驚かせたウィル・オスプレイ。
初戦の高橋裕二郎を軽く撃破していきなりの大一番である石井戦を迎えましたが・・・
正直、高橋裕二郎戦では本領の30%も使っていなかったのではないでしょうか。

単純計算になりますが、オスプレイがあの動きを維持しつつ体重を105キロまで増やしてしまったらもう誰も勝てないのでは?と思わせる試合内容と結果を石井戦で全世界へ見せつけました。

今の新日本プロレスは小型化が進んでいます。
それは身長的にもですし、体重的にはヘビー級なのに「95キロにシェイプした」とか平気で言ってしまうぐらいですからね(※ヘビー級は一応100キロ以上)。

そんな中でオスプレイが185センチ105キロ、全ての攻撃が重くなりつつ全ての動きを再現できるのですから・・・

もちろん試合は石井の凄さも随所に出ていました。
特に終盤のヘッドバットは一撃KOすらある顎に直撃するなど、オスプレイを追い込んだことは事実です。


しかし、オスプレイはストームブレイカーを回避されそうになるとそのまま垂直落下で落とすドライバー系の新技を披露。


首に爆弾のある石井に追い打ちのヒドゥンブレイドを叩き込むと最後はストームブレイカーで文句なしの勝利。


試合後にオスプレイは「俺は頭1つ出ている」と言いましたが、その言葉は過信でも満身でもなく事実でしょう。

新日本プロレスが全体的に足し算のプロレスをしていく中で賛否両論もありますが、ここまで足し算を極めて掛け算と言えるほどまで数字を伸ばしていくスタイルであれば誰も文句はないでしょう。

ここまでの他の試合との比較をしても、オカダに勝利することもジェイに勝利することも「妥当」というぐらいの勢いがあるオスプレイ。

今から優勝投票をしたらかなりの票数がオスプレイに入るのではないでしょうか?


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