「史上初の二冠王」
この事実を手にするためにオカダカズチカ・飯伏幸太・ジェイホワイトの3人の最後方から差し切った内藤哲也。

20代でのIWGPという夢を叶えることができず、初のIWGPを手にした時はロスインゴを介入させた上での戴冠となりましたが、それもすぐに奪い返されるという悪夢を見ました。

そんな内藤哲也ですが、史上初の二冠王という夢を叶えることはできました。

ただ、その先のビジョンについてはコロナ禍の影響もありましたが結果的にEVILにベルトを奪われて何も見せることなく二本のベルトを失ったというのがここまでの物語。

さて、今回内藤哲也がEVILの前に再度立つのはどういう理由があるのか?

ロスインゴを裏切り、そして内藤哲也自身からベルトを奪ったことへのリベンジ?
いや、そんな小さな理由で動くほど内藤哲也は"暇"ではないでしょう。

例えば「見せることができなかった、本来あるべきだった二冠王としてのビジョンを見せるため」というのは一番筋が通りますが、例えば二冠王としてG1制覇をすればそれも史上初となりますし、極端に言えばKENTAがUS王者を持って帰ってきた場合には史上初の三冠なんて夢も・・・いや、これは内藤は興味がないでしょうか(笑)

何にしても内藤哲也が二冠を取り戻した場合には「ただのハッピーエンド」ではなく「次のビジョンへの1歩目」を同時に見せる必要があると思います。

また、EVILが防衛した場合には二冠王という立場でBULLET CLUBのジェイ・KENTA・ファレ・タマらに対して「自分がBULLET CLUBのボス」という立場で待つことになります。

これはこれでビジョンとしては明確で一騒動起きそうなだけに、何かこうEVILが防衛する方がわかりやすい何かが生まれるような気がするんですよね。


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