本日の後楽園ホール大会は昨日のKOPW2020と打って変わり神宮大会への前哨戦が勢揃いします。

メインイベントは内藤哲也・高橋ヒロムvsEVIL・石森太二。
神宮のメインで行われるIWGPとICの二冠戦の前哨戦として王者EVILと挑戦者内藤哲也、そしてIWGPジュニアタイトル戦の前哨戦として王者高橋ヒロムと挑戦者石森太二というダブル前哨戦タッグマッチとなります。

新日本プロレスの前哨戦の中で一番ワクワクするのがヘビー・ジュニアの王者とその挑戦者でのタッグマッチだと思うのですが、個人的にはこの試合、高橋ヒロムに注目しています。

IWGPジュニア王者として石森太二を迎え撃つ立場でありつつ先月EVILにIWGPヘビー級タイトル戦で負けているというこれまでにない特殊な立場での戦いになりますからね。

セミファイナルでは棚橋弘至・飯伏幸太・ワトvsタイチ・ザック・金丸の6人タッグマッチが行われますが、これもIWGPタッグの前哨戦+ワトと金丸の前哨戦となります。

棚橋弘至の復活、飯伏幸太への神伝承というようなテーマもある試合ですが...棚橋の不調→復活が2年に1回ぐらいあるオカダのソレよりも早いペースだっただけに棚橋が不調で飯伏と不穏になったくだりがファンの脳内から消えていそうな気がします(笑)
ただね、やっぱり棚橋弘至という存在は大きいですし野外でのハイフライフローは映えると思うんですよ。
その光景が見たいファンは沢山いるでしょうし、どういう結果になれどそのシーンは見たいですね...

ワトと金丸に関しては「潰してやる」「終わらせてやる」と90年代のプロレスを思い出すようなやり取りが続いていますが、ここでワトが負けてしまってはお先真っ暗状態です。
ただ、ワトが金丸に勝利して「IWGPジュニアを!」と言うとするなら少し早いような気がしますよね...

もちろんワトと高橋ヒロム、ワトと石森太二というカードは見てみたいものですが、その場合にワトの師匠ポジションになっている天山はどういう感じの立ち回りをするのか?とそっちの方が気になります(笑)

鷹木信悟・SANADA・BUSHIと鈴木みのる・デスペラード・DOUKIの6人タッグは鷹木信悟と鈴木みのるのNEVER戦の前哨戦。
そして一応KOPW2020決勝の4WAYを考えるとSANADAとデスペラードも前哨戦ということになりますね。

NEVER戦は期待大ですし、鷹木信悟のタイトル戦仕様のパンピングボンバーを鈴木みのるが真正面から受け続ける光景なのては見てみたいものですが、この前哨戦で鈴木みのるが鷹木信悟のどこに爆弾を作るのか?という楽しみもあります。
また鈴木みのるの不穏なコメント(※ロスインゴに裏切り者がいるかのようなコメント)も本当に何かあるならその匂いがするシーンがあるかもしれないので目を離せないところがありますね。

さて、その1つ前の試合でオカダカズチカ・矢野通・SHOと高橋裕二郎・邪道・外道というカードがあります。
考えてみると全員KOPWに出場した選手となるわけですが、この【高橋裕二郎・邪道・外道】というチームがとても難しい存在になっったと思うのは私だけでしょうか?

3人がかりで1人のオカダカズチカに負けたチームなのですから、そのオカダカズチカに矢野通・SHOがいたら話にならないという差が生まれるような格付けができてしまっているわけです。
逆に言えばここでSHOがころっと負けるようなことがあれば、ただの6人タッグ戦とは言っても「オカダ1人で勝てた相手に3対3で負けた男」というレッテルが貼られてしまいます。

ただ、そういった意味では【高橋裕二郎・邪道・外道】というのはとてつもないジョーカーなトリオになったとも言えるんですよね(笑)

このトリオに負けてしまうと自動的にオカダカズチカ1人より弱いという見方をされてしまう可能性があるわけですから、ある意味ではダントツで面白い存在になったのではないかと。

もう失うものが何もないわけですから、それはそれで味がありますからね。

さてさて、

神宮当日は気温が高い中の試合になるでしょうし、プロレスらしくはないですが水分補給を試合中に上手く行うようなことも検討してほしいと思っているのですが・・・どうなんでしょうね。

日中の最高気温が34度との予測がされています。
夜7時ぐらいでも十分に暑いですし、エアコンを使わずに熱中症で倒れる人が何千人といるような気温の時期です。

レスラーが熱中症・脱水症状で倒れるなんてことだけはないようにしてほしいですね。


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