EVILの激白、週プロで語った【ダークネスも俺の正義】

週プロにしてEVILの単独インタビューが掲載されました。
個人的にはもっと具体的に語って欲しい部分もありましたが、今のEVILはこれぐらいのボカシも逆にありなのでしょう。
これから先に闇が深くなるか闇という明かりになるのか、まだわかりませんからね。

Q:いつから今回の行動を考えていたのか
A:そんなことは言う必要がない

これに関してはEVILは濁しましたが、その後にあるディック東郷のインタビューにて「3月から新日本参戦の話があった、EVILから直接連絡があった」とのことですので、ニュージャパンカップが中止になっていなかったとしても同じ行動をしていたのでしょう。

Q:SANADAや鷹木信悟へ危機感はあったのか
A:そんなことは全く関係がない

正当に綺麗に上を目指すならこのキャラになっていないであろうEVILでもありますし、これは本音なのかなと思いました。

Q:週プロで「オレが新しいパレハを連れてきても面白いかな」の発言について
A:オレは「ロスインゴに」とは言っていない。ちゃんと大阪城に新しいパレハを連れてきてやったろ?

この伏線は地味にスゴイですね!
確かにEVILは自分がパレハを連れてきたら面白いと言っていましたが、ロスインゴのメンバーではなく自らのパレハとしてのディック東郷を思い浮かべての発言だったということですね・・・。

Q:なぜロスインゴ脱退を選んだのか?
A:とにかくロスインゴのメンバーとそれを応援している奴らも腐ってる

この質問に関してはただ「腐ってる」ということだけの回答でしたが、次の質問の回答がある意味答えでした。

Q:当初のイメージとロスインゴが離れていったことの違和感はあったか
A:周りからそう見えたならそうなんじゃないか?

これは僕もずっとブログに書いていましたが、初期ロスインゴのヒール感→ダークヒーロー感→何かもうベビー的な人気ユニットでファンがV系バンドのファンに近くなってきたという点で考えるとEVILはやりにくかったのかもしれませんね。

そもそも事実としてEVILのイス攻撃や金的にキャーキャー言っていたファンがロスインゴ脱退した瞬間から「犯罪です」「傷害罪です」とかわけのわからないことを言い出している(一部のファンだけですが)だけに、見たままが答えなのかなと思いました。
これは内藤選手やヒロム選手も「おいおい勘弁してよ」と思っているのが本音でしょう。
ただファンには言い辛い部分がありますからね。例えば浦和レッズの熱いサポーターが事件を起こしたり相手チームを罵倒してもレッズの選手は何も言わないというか言えないものですし・・・

そう考えるとXJAPANのhideさんなんかはファンがなにかすると会報でブチギレたりしていたので凄いなぁと(笑)
それほど自信とファンへの信頼があったということなんでしょうけどね。

なので内藤選手が過激化するロスインゴファンの一部に苦言を呈すことができた時に、ロスインゴはファンとの完璧な結束が生まれるのだと思います。

そういう光景を見てみたいですね・・・内藤哲也の最終形態ってのはファンを突き放した上でファンが着いてきた時だと思いますし。

あ、わりとヒロム選手に関しては過去にファンの苦言に苦言返しをしていたりするんですけどね(笑)

さて、盛りだくさんのインタビューがたくさん掲載されているのでぜひ週プロを見てほしいなと思いますが、個人的にはEVILの残したこの言葉が面白いなぁと感じました。

『正義とダークネスが相反するものではないし、ダークネスも俺の正義。』

一見するとアニメのセリフのように見えますが、この場合の「ダークネスも俺の正義」の「正義」は「信念」なのではないかと思いました。

棚橋選手に「EVILはあのキャラが足を引っ張ってる。ファンがプロレスを知らない人に推したい選手じゃない」とポッドキャストで発言したのは去年か一昨年か?時期は忘れましたが、それに対して即座に「俺は俺のままテッペンを取る」とアンサーした時点から実はEVILは何も変わってない真っ直ぐなレスラーだと思うのです。

腹をくくらないとできないキャラで腹をくくった行動を取ったわけですからね。


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