新日本プロレス後楽園ホール大会2日目、第一試合から小島聡と石井智宏が激しい打ち合いを見せる姿を見て「海外組が参戦できなくても豪華だよなぁ」なんて思ったファンが世界中におられるでしょう。
そんな小島選手、試合後やTwitterでも書いていたように記憶が飛んでいたとのこと。
試合を見直すとエルボーの打ち合いから少しフラフラし始めて、その後のDDTでめちゃくちゃ自分の頭がバウンドしていたりしたので、無意識で戦っていたのかもしれません。
何か今後に影響がなければいいのですが...
この試合では真壁刀義とゲイブリエルの抗争も激しさを増していましたが、ゲイブリエルの言う「スイーツ真壁ではなく暴走キングコングの真壁と戦いたい」という意見はファンも後押しするでしょう。
真壁選手の年齢と立場を考えると一歩引いて全体を面倒見る兄貴分である必要もあるとは思いますが、やはり大暴れする真壁刀義が見たいですからね。
矢野とのGBH復活っぽい雰囲気もどこかへ行ってしまいましたし、ここはゲイブリエルに現実を見せつつ・・・ワトにつきっきりの天山の事も考えると「コジマカベ」でIWGPタッグを狙うなどしてほしいなぁ。
Contents
BUSHIが矢野から見事な勝利|あれっ、YOSHI-HASHIはNEVERじゃないのか...
連日対峙したYOSHI-HASHIと鷹木信悟。
前日はメイドインジャパンで負けているYOSHI-HASHIだけに、ここで屈辱を返してNEVERへという妄想をしていた私ですが・・・試合はなんとBUSHIが矢野からフォール勝ちをするという結末に。
ヘビーとジュニアというテーマが最近強く出ている新日本プロレスですが、まさかのここでジュニアがヘビーを倒すという結末は驚きでした。
試合後に小さく鷹木信悟にアピールしたYOSHI-HASHIですが、ライガーさんの言う通り「何かアクションを起こしてほしい」という状況でした・・・ただ試合後もノーコメントのYOSHI-HASHI。
ニュージャパンカップの時のあの目と試合、裏ベストバウトとも言える天山戦などを経てここで失速するのは勿体ない。
鈴木みのるが永田裕志にタイマンを要求
また年齢の話題に対して激怒
永田裕志と鈴木みのるの因縁が激化。
もう止まらない鈴木みのるは永田裕志にタイマンを要求。
後は会社決定となるでしょうが、個人的には真夏の野外でこの二人のタイマンが見たいですね。
そして、永遠の敵でも美しいですが・・・一度ぐらい、何かこの二人にも友情のようなものが芽生えてほしいと思うのは私だけでしょうか。
さて、この二人は年齢が話題に出ることも多いです。
これってファンも実況も悪い意味じゃなくて、52歳なのにこんな凄いことができるなんてレスラーは超人だ!という意味ではあるはずなのですが、言われる本人からするとムカつくようで・・・
今日実はもう一個、どうしても言いたいことがある。もう1個、永田と別な話だ。オイ、新日本プロレス、そしてNEW JAPAN WORLD、そしてテレビ朝日、テメェら、52歳52歳うるせぇんだよ。ああ? そんななあ、情けのな、かかるような言葉、全部永田に向けてやれよ。オイ、俺を誰だと思ってんだ! おまえらみたいなな、平々凡々暮らしてるヤツらのな、おまえらの平均値の52歳、テメーの隣りにいる、おまえの隣りにいる52歳、あぁ? 鼻くそほじくって死にかけてんじゃねぇか。そんなヤツらと一緒にするな! だからいちいち年齢を出すんじゃねぇ。俺がこの年までどうやって生きてきたか、おまえら知らないくせにふざけるな!本当にふざけんな。ああ? 『52歳なのに凄いです』『50歳超えてるのに頑張ってますね』『50歳過ぎてるのにまあまあイケてますね』ふざけるな! リングの上はな、勝つか負けるか! 強ええか弱ええかそれしかねぇだろ! オイ、おまえらふざけるな。なあ? おまえらの物差しで、おまえらの年齢っていう物差しで俺をその中に入れるんじゃねぇ! わかったか! わかったか! わかったか!! ふざけるな、俺がどんな思いして、どんな風に生きているか知らねークセに! おまえらの生きている52歳はな、朝起きてうんこして、飯食って、あぁ今日も会社行くの嫌だなって言ってるヤツらだろ。ふざけるな!!
流石に「おまえの隣りにいる52歳、あぁ? 鼻くそほじくって死にかけてんじゃねぇか。」ってのは。今どきの52歳はそんなジジイじゃないですけど(笑)でも鈴木みのるの言いたいことはわかりますよね。
年齢についてはライガーさんも解説中にブチギレたことがありますし(最近は別になんとも思ってない様子)レスラーにはタブーなのかなぁ?とも感じる時があるのですが、でも先程書いたようにこの年齢でも第一線で戦うことができるという凄さって憧れポイントだと思うんですよね。
ネガティブな意味で言うファンはいないでしょうし、逆にネガティブに本人が受け止めるということはやはり気になるということなのかなぁ・・・。
52歳の鈴木みのると永田裕志だからこその迫力と色気、魅力が詰まっているとも思うのですが。
飯伏幸太が棚橋弘至に「コンディション上げてください」とズバリ言った
IWGPタッグへのリマッチを狙う棚橋弘至と飯伏幸太。
しかし上がってこない棚橋弘至のコンディションについて、ついに飯伏幸太がズバリ言いました。
飯伏「棚橋さん、僕もちょっとやっぱり正直、棚橋さんのコンディションは悪いんじゃないかとちょっと思ってます」
棚橋「ウイ」
飯伏「ちょっと、上げてきてもらっていいすか?」
棚橋「ウイ」
飯伏「お願いします!」
棚橋「ウイ、任せろ!」
飯伏「お願いしますよ!」
で、まぁこれも1つのドラマになるシーンとして心に残りましたが、、、
やはり飯伏幸太の中ではケニー・オメガという名パートナーとの比較をすれば物足りなくなってきているのかもしれません。
ここでコンディションを上げることができるのか、それができなくて一歩引くことになるのか。
今後の動向が気になりますね。
オカダカズチカと高橋裕二郎の戦いは続く?
オカダカズチカと高橋裕二郎の試合はタッグマッチながら裕二郎がSHOからピンプジュースで勝利。
実況で「DDT」と言われている辺りからして高橋裕二郎の今の状況が伝わってくるものがありますが、それでも勝ちは勝ちです。
試合後にオカダカズチカに杖で一撃加えていますし、試合後のコメントを見ても双方がまだやるということなのでこれは続くのでしょう。
しかし、野外ビッグマッチでオカダカズチカと高橋裕二郎・・・?
ありえるのでしょうか・・・
やはりこの抗争が続いてそこまで行くなら何か大きな出来事が起こるとしか思えません。
高橋裕二郎がオカダカズチカを倒したいという思い、それがそもそもブラフの可能性もありますからね。
高橋ヒロムは肩を負傷、石森太二にタップ負け
メインイベント、内藤哲也・高橋ヒロム・SANADAとEVIL・石森太二・ディック東郷の試合は開始早々に石森太二の旋回式のアームブリーカーで高橋ヒロムが肩を負傷し場外へ離脱。
何とかリングに戻ったのが9分後ぐらいでしたが、ほぼ何もできないまま石森太二のYes Lockでギブアップ負けと心配な状態でした。
試合後も絞り上げる石森太二をなぜか海野レフェリーがジッと見つめたまま放置するなど、海野レフェリーBC入りか!?という噂があるとか無いとかですが(苦笑)まぁ何にしても高橋ヒロムの肩の状態は心配ですね。
首の骨が折れても戦った高橋ヒロムが、あれだけ叫びのたうち回るというのは相当悪い状態であると言えるでしょうし・・・
ところで、この試合であまり内藤哲也とEVILが目立っていないのは大丈夫なのでしょうか(汗)
というよりEVILがあまり目立っていない、そして内藤哲也はロスインゴ内藤というより態度や顔つきがスターダストジーニアス内藤哲也に戻っている感じなんですよね。
これに少々の不安を覚える人はわりと長年のファンの人でしょう(笑)
あとSANADAの存在感がなさすぎるのもどういうことなのか・・・
ロスインゴの魅力とはそもそも何だったのか、今は人気になりすぎてそれが見えなくなってきている印象も受けてしまいます。
ロスインゴはカッコいい、それは間違いないのですが・・・ではなぜロスインゴはカッコいいのか、そこがフワッとしてきているというか・・・。
内藤哲也はIWGPとインターコンチネンタルの別々の防衛戦を改めて表明
EVILに勝利したらという条件がもちろんつきますが、内藤哲也が二冠王に戻った時のプランがコメントから出てきました。
俺は、インターコンチネンタル王座を保持しながら、IWGPヘビー級王座を獲りたかった。それだけなんだ。別に2つのベルトを統一したかったわけじゃないんだよ。何か今、2本のベルトでワンセットみたいな状況になってるけどさぁ、俺が目指したものは、これじゃないんだよね。まぁ、その原因を作ってしまったのが俺であるならば、この現状を打破するのも俺の役目かな。前も言ったけど、俺は特別な機会を除いて、あとは別々で防衛戦をやっていきたいので、そういう方向に俺が持っていきますよ。
これは内藤哲也が前々から言っていたことですが、たしかに現状では「二冠王」という統一ベルトになった印象が強いです。
ただ一度二冠が定着したことで分離したときに1本のベルトの格落ち感も出てしまいます。
それを正常なものに戻していけるかどうか、ここも今後の新日本プロレスも見どころですね。
プロレスランキング