ふと寝る前に思ったんですよ。
今の新日本プロレスはメインを勝利した選手が締めのマイクで気持ちよく大会を締めくくるじゃないですか。
昔で言うところの猪木さんの1・2・3ダー!!のようなものを皆が持っていないといけない。
いや、これを持っていないと新のメインイベンターではないような状況です。

オカダカズチカなら「金の雨が降るぞ」「3つ言わせてください」(この3つ、1・2・3ダーと掛けているのかなとも思う)
棚橋弘至なら当然「愛してま~~す!!」
SANADAなら「世界で一番○○が好き」
高橋ヒロムなら「もっともっと~楽しもうぜ~」
EVILなら「全ては...EVILだ!」(封印しそうだけど)
他には田口監督の「大好きでーーす!」なんてのもありますし、元新日の中邑真輔なら「答えはこうだ・・・イヤァオ!」などなど。

で、内藤哲也は「答えはもちろんトランキーロあっせんなよ」となるわけですが、彼の場合はそれに加えて「ロスインゴベルナーーーブレス、デ!ハ!ポン!」までで1つの締めです。

ただ、他の選手と違うのはロスインゴベルナブレスが仮に消滅(解散)などした場合に「ロスインゴベルナーーーブレス、デ!ハ!ポン!」と言うのは少々妙な感じになるということですね。

もちろんユニット名ではありますが言葉として成立するので使えるのですが、ロスインゴというユニットが無い場合だとしっくり来ません。

また「トランキーロあっせんなよ」というのは、そもそも焦っていた内藤哲也が自らを制御するためのワードですし(制御不能を名乗ってトランキーロというある意味逆のワードをかけ合わせるのが凄いところですよね)もちろん「プロレスは想像する時間が楽しい=トランキーロ」という意味もあるわけですが、すでにプロレス界の頂点に駆け上がった内藤哲也にトランキーロという言葉は意味合いとしてずれてきているのも事実。

棚橋弘至が「入場曲のHIGH ENERGYに助けられた、頼っていた」とコメントをしたことがありますが、内藤哲也もこのトランキーロ&デハポンの大合唱に助けられている部分はあると思います(良い意味ですよ)。

他の選手が自身の立ち位置関係なく使える締めを持っている中で、内藤哲也は実はそうではない。

そう思うと、仮に将来ロスインゴが消滅した後に内藤哲也がどのような言葉で大会を締めるのか?と考えるとそれも1つの楽しみになりますし、何だかもう1つ最終形態を内藤哲也は残していると思えてしまうのは私だけでしょうか?


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