全日本プロレス中継 2020 #7.5 ~ターニングポイント~
30日放送の大会で世界ジュニア次期挑戦者決定戦として戦う岩本煌史と児玉裕輔。
そしてシングルマッチが決まっているジェイク・リーと羆嵐の前哨戦タッグマッチが行われました。
前アジアタッグ王者としても負けられない陣のジェイク・岩本は入場時から表情がかなり厳しく目がいつも以上に鋭かったですが、一方の羆嵐・児玉はニヤニヤと余裕たっぷりで入場してきたように180度違う雰囲気が良かったですね。
アンファンテリブルに対してはかなり分が悪い結果になっている岩本ですが、打撃の威力やパワーでは児玉を圧倒。
ここ最近あまり見なかった光景ですが児玉をねじ伏せて挑発するなど気持ちが爆発している様子でした。
しかし、一方の児玉も全日本マットに上がってからは見せなかった動きをいくつか出してくるなど、ギアが1つ上がってきました。
前の試合で孤高の芸術を見られてしまった岩本とまだ隠している引き出しが多い児玉という関係性だけ見れば、30日は児玉が試合終盤で有利になってくるかもしれません。
ただ、スピードでは互角ですしこの試合で岩本は羆嵐をポンポン投げていましたからパワーの部分でどこまでイニシアチブを握るかが突破口になるのではないでしょうか・・・
羆嵐がダイビングセントーンで岩本から勝利。
前哨戦を勝利したアンファンテリブル、未だ全日本プロレスで全勝。
羆嵐のイケメン狩りのターゲットになったジェイク・リー。
Twitterでもバトルしている二人ですが、この日のジェイクの蹴りは羆嵐の体が裂けるのではないかという威力でした。
ただ、それを何発受けても起き上がる羆嵐のタフさも目立っただけに本番のシングルマッチではどこまでジェイクが非情になれるのかも鍵になるのではないでしょうか。
また羆嵐のパワーは強烈なものがあり、ラリアット一発で流れを変えることができます。
ジェイクはジャイアントキリングやレッグラリアットのように助走が入る得意技が多いだけに・・・不安ですね。
試合終盤、岩本煌史が羆嵐に孤高の芸術を狙うも踏ん張られてしまい膠着状態に。
そこに児玉がシャイニングウィザードのような形の蹴りを入れると羆嵐がラリアットを叩き込むと、とんでもない高さからのダイビングセントーンで降下して岩本煌史を圧殺。
下腹部に入ったかタフな岩本煌史が試合後もバックヤードでも苦痛に顔を歪めるほどにダメージを与えて、児玉へのアシストをしつつジェイク・リーへ精神的揺さぶりをかけた羆嵐。
完全優位な状態を奪われた陣はアンファンテリブルから全日本プロレスを守れるのか?
決着戦は6月30日、全日本プロレスTV&サムライTVで放送です。
ところで、秋山準がDDTへレンタル移籍するわけだが・・・ファンのみんな、喧嘩すんなよ。
さて、全日本プロレスを騒がせている話題として秋山準のDDTレンタル移籍という話題があります。
この中で秋山準は「全日本プロレスの取締役とコーチから解任された」という話をしたので・・・秋山準ファンが大荒れで全日本プロレスと全日本プロレス所属選手に噛み付くなどの光景がSNSで一部見られます。
秋山選手のTwitterを見ていたら少々前からそれを匂わせていたのですが、気がついていなかった人が多かったということなのでしょうか・・・ただ、何にしても大人たちがしっかり話し合って決めていることなのでしょうし、ファンが喧嘩したらダメだよ。
秋山準が全日本プロレスを旅立って何を見せてくれるのか?って楽しみの方をまずは感じましょうよ。
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