高橋ヒロムのファンだから!という理由を除いた場合に、新日本プロレスをこれまで見てきているファンの人たちは高橋ヒロムが実際問題どこまで行くか?をどう予想しているのでしょうか。

新日本プロレス、いやプロレス界は問答無益でヘビー>ジュニアの格差があります。
そしてこれが不思議なことに体重90キロのジュニアよりも、80キロもないであろうヘビーの選手の方が格もパワーも上ということになってしまったりするという魔法がかかるわけです。

高橋ヒロムの目標はジュニアとしてIWGPヘビーを巻くことですが、現時点でのIWGPヘビー級王者である内藤哲也とは旗揚げ記念日興行でシングルマッチを戦う予定でした。

なので、このことから考えるとニュージャパンカップで優勝して内藤哲也にたどり着くことはおかしくないのですが、あくまでもvs内藤哲也にたどり着いたのはヘビー級のタイトル路線に関わって勝ち抜いた結果ではなく、ロスインゴの同門であり師弟対決という一大イベントだったわけです。

IWGPジュニア王者という看板がありますし、初戦の本間朋晃戦は高橋ヒロム勝利を信じるファンが多かったはずです。
次戦の矢野通戦に関しては・・・難しいところですが、ここで矢野通の面白テクニカル殺法であっさり負けてしまった場合、高橋ヒロムがIWGPヘビーを取るなんて夢のまた夢になってしまうような印象もあります。

ここを勝ち抜くと真壁刀義or石井智宏ですが、ここに高橋ヒロムがあっさり勝てるとは思えないですが・・・逆にここで負けてしまうと高橋ヒロムがニュージャパンカップにエントリーされた理由がなくなりますし・・・。

想像しているだけで楽しい高橋ヒロムのニュージャパンカップでの存在ですが、個人的には高橋ヒロムvsオカダカズチカという夢がもう叶ってしまった上で決勝で例えば飯伏幸太辺りを倒して内藤哲也まで行ってしまうと今後の楽しみが減るというか、いちごのホールケーキの上からいちごが一気に消えていくような感じになるので嫌ですね(笑)

ただ、仮に決勝まで行くなら高橋ヒロムとEVILが見たいなぁとは思うのです。

新日本プロレスがまだトンネルから抜ける前、それでもプロレスを信じてヤングライオンとして戦ってきたこの二人のドラマというのは高橋ヒロムと内藤哲也のドラマと同じぐらい大きなものですからね。


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