永田裕志と鈴木みのるの壮絶な喧嘩マッチ!ミスターIWGPがオカダカズチカ戦へ駒を進めた!

ニュージャパンカップ2日目の1回戦。

第1試合では石森太二が余裕たっぷりの順当勝ちでゲイブリエルキッドを料理。
金丸義信は上村優也の勢いに面食らう場面もありましたが、ここも順当に勝利。
ただ金丸が上村優也に対してディープインパクトまで出したのは上村が成長している証拠ですし、昨日の辻陽太が真壁刀義のジャーマンスープレックスで散ったようにヤングライオンの実力が確実に上がっていることを確認することができたニュージャパンカップ1回戦となりました。

ただ、今日の大会は・・・鈴木みのると永田裕志の壮絶な試合が全て持っていきましたね(汗)

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試合開始からエルボーと張り手だけの「しばきあい」を見せた鈴木みのると永田裕志

昨日のタッグマッチですら壮絶だった二人の戦いですが、今日に関しては過去のこの二人のシングルマッチを遥かに凌駕してしまうレベルの壮絶な試合となりました。

試合開始と同時にお互い強烈なエルボー合戦を延々と繰り返し、特に鈴木みのるの尋常ではない打撃音のエルボーが永田裕志の顔面から首をあっという間に赤く腫れ上がらせることになりました。

次に顔面を容赦なく張り合う張り手合戦が続いて行きましたが、もうこの時点で新旧問わず世界中で手に汗握るファンが続出したのではないでしょうか。

この攻防をこの二人が見せているだけでも「あれ?今年上半期のベストバウトなのでは?」と。
プロレスの痛さと怖さとライバルに負けたくないという気持ちと、そもそもプロレスというのは戦いなんだということを再確認させてくれる攻防でした。

永田裕志の容赦ない蹴りを受け止める鈴木みのる
そして、再度の喧嘩モードへ

場外戦でイニシアチブを握り、その後も優勢に試合を進めていた鈴木みのる。
しかし永田裕志はここまで怒りを溜めていたかのように一気に巻き返します。

代名詞である鋭い蹴りはいつも以上のスピードと重さが画面から打撃音とともに伝わってきました。
しかし鈴木みのるもスカすことなく受け止め、1発受け止めるごとに目が輝くという恐ろしい光景が・・・


しかし、やはり永田裕志より第一線で戦ってきている鈴木みのるの方が余力があったか。
ここからスリーパーで永田裕志の体力を一気に奪うとゴッチ式を狙いました。

このゴッチ式は永田がエスケープしましたが、、、ここから再度試合序盤のような壮絶なドツキ合いがスタート!


口から出血し、首を中心に尋常ではない色になった肌。
そして一本足頭突きの連打から強烈な頭突きを見舞い、完全に鈴木みのるが永田裕志を追い込みました。

鈴木みのるが喧嘩をする中、永田裕志がプロレスに戻した一瞬の勝負

後は鈴木みのるがとどめを刺すだけ・・・と思われていた中、勝負は一瞬で決まりました。
ここまでほぼ打撃オンリーだった試合でしたが、鈴木みのるのエルボーを永田裕志がエクスプロイダーで投げ飛ばす!
そしてスリーパーを狙った鈴木みのるをそのままバックドロップホールドでぶん投げて一気の3カウント勝利!


試合後の永田裕志は「やったぜベイビー」と年齢がバレる発言を残しましたが、もう年齢なんて関係ない。
鈴木みのるとオカダカズチカの過去の試合を考えれば、鈴木みのるに勝利した永田裕志がオカダカズチカを倒してもおかしくない。

天龍源一郎を超える年齢でのIWGP戴冠に最も近いのは・・・ミスターIWGP、永田裕志・・・かもしれない。


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