三冠挑戦に王手をかけた芦野祥太郎に青柳優馬が立ちはだかる

全日本プロレスのTVマッチ第六回となった6月7日の放送ですが、今回も見どころが盛り沢山でした。
第1試合の青柳亮生復帰試合(vsフランシスコアキラ)からスタートした大会ですが、青柳亮生に関してはまだまだ試合勘が戻っていないなという印象でしたね・・・
というよりフランシスコアキラが急成長しているだけにまざまざと差を見せつけられてしまう試合になっていたと感じました。

ただ、これから全日本プロレスが客入りで再開した時には【あすなろ杯】もきっと開催してくれると思いますし、まずはそこへ向けてこれから調子を上げていってほしいものです。

大森北斗や田村男児との差も相当ついてしまいましたが、逆に考えれば上を目指す以外にやることはなくシンプルな目標を立てるだけですからね・・・

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岩本煌史&佐藤光留のジュニアトップタッグが児玉・ブラックめんそーれを撃破するも・・・

好き勝手な言動を続ける児玉に対して緊急合体した岩本煌史と佐藤光留。
ユニットを超えたタッグを結成して児玉とブラックめんそーれのシャーの誓いタッグを迎え撃つことになりましたが、全日本ジュニアのトップ2名を前にしたチャンスだった児玉が意外にもブラックめんそーれとオフザケの過ぎる試合をしてあっさり敗北。

試合後にもおもしろコメントを繰り広げた児玉&めんそーれでしたが、やはりこの試合では納得できなかったのか勝者側の岩本煌史が同じカードでの再戦を要求したことで6月25日配信大会で再戦が決定。

このカードが再戦になるということは当然何かしらの意味があると思いますが、鍵は児玉よりブラックめんそーれなのではないかと思います。

外敵の児玉と組んだ上でお笑い重視の試合を続けるとなると意味がわかりませんし、何かしらのアクションがブラックめんそーれにあるのではないかと思うのですが・・・

ジェイク・リーは石川修司に敗北も次戦はTAJIRIとの戦いを要求。まだまだ終わらないジェイクの一人チャンピオンカーニバル

シングルマッチの連戦で自らを磨き上げているジェイク・リー。
今回戦った石川修司は王道トーナメントでジェイクがKO勝ちしていますが、そのこともあってか石川修司の気合いとハードヒットが止まらない試合になりました。

最後はタックルに合わせたカウンターの膝蹴りから助走をつけた膝蹴り、そしてファイアーサンダーでジェイク・リーが完敗することに。

ただ、ジェイク・リーは試合後にTAJIRI戦を要求しまだまだこのシングルマッチを続けていく気持ちを見せましたが、ここで思ったのが「ジェイク・リーは一人チャンピオンカーニバルをしているんだな」と。

中止になったチャンピオンカーニバル(秋に開催するが)で自らがやるべきだったことをこの期間に行っていくことで最強のジェイク・リーを作り上げようとしているのではないか、と。

芦野祥太郎が諏訪魔組を撃破するも青柳優馬が「待った!」

破竹の勢いで連勝街道を歩いている芦野祥太郎。
今宵も羆嵐をパートナーにして三冠保持者諏訪魔・岡田組とタッグで激突。

順当的な結果ですが芦野が岡田からアンクルで勝利を奪い諏訪魔の三冠に挑戦を・・・と動いたところでなんと解説席にいた青柳優馬がリングに上がり芦野にシングルマッチを要求!

これには諏訪魔も勝者とやってやるという姿勢を見せたことで実質的な三冠ヘビー級次期挑戦者決定戦が実現することになりました。

ただ・・・芦野と最初に因縁が生まれたジェイク・リーは動かないのか?という疑問もあるので、この勝者がすんなり諏訪魔に挑戦とはならないかもしれませんが、何にしても芦野は全日本プロレス参戦後の初のシングルマッチが次回大会で組まれることになりました。

ブレイクしかけて迷走している青柳優馬もここで負けるわけにはいかないですし、何とも興味深いカードが組まれることになりました。

6月19日(金)#6.5 ~ターニングポイント~

次回放送は19日のようですが、6.5ターニングポイントという名前がつけられています。
なので6→6.5→7(25日放送)の間というナンバリングですので、ここまでのドキュメントの放送かもしくは何か特別な繋ぎとなる映像の公開になるのではないでしょうか。

「全日本プロレス中継 2020 #7」の放送が25日となりますが、そろそろ客入りでのプロレスも再開すると思われますので無観客試合の集大成となるような大会になるのではないかと思います。

新しい流れが生まれている全日本プロレスなので、今から全日本プロレスTVで無観客大会だけでも振り返っておけばその流れに乗ってこれからリアルタイムで楽しめるのではないでしょうか?


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