オカダ「ライバルはSANADA」に傷心の内藤哲也。ところで内藤哲也のライバルは?

新日本プロレス公式での内藤哲也インタビューの中で、オカダカズチカがSANADAをライバルと発言した時の感情として「失恋したみたいな」と話していたことが印象的でした。

そんな中でふと思ったのが、内藤哲也のライバルとは誰なのか?と。

棚橋弘至の存在は「超えるべき先輩」ですし「超えた」と思います。
オカダとの関係性はライバルと言えますが、何というか・・・世代が違うところがライバル感を少し減らしていますよね。
「年下だけど超える壁」「内藤哲也のジェラシーをぶつける相手」という方が適している気がします。

飯伏幸太とは激闘のシングル連戦があり世代的にもバッチリなのですが、東京ドームで内藤哲也が一気に駆け上がってしまったことで距離感が生まれたような気がします。

団体を超えたライバルと言われて比較されてきたSANADAに関しても世代が違いますし、内藤哲也とSANADAが価値観の違いで対峙することも今はあまり考えられないですからね・・・
これに関してはアニマルジムからのライバルである鷹木信悟も同じで、何かピンとくる感じはしません。

で、歴史と「道が分かれた後」まで考えると、もしかすると・・・中邑が一番適しているのか?と。

内藤哲也と中邑真輔、トランキーロとイヤァオ

新日本プロレスが大きく盛り返す直前ぐらいから見ていた人は、中邑真輔と内藤哲也の抗争は記憶に残っていると思います。
生意気小僧の内藤哲也が中邑真輔に喧嘩を売る形でしたが、今の新日本プロレスではあまり見られないような「喧嘩」抗争でした。

「中邑さんだろうが、ころすぞ!」と中邑が顔面を踏みつけたり、それでも怯まないで挑発する内藤の絡みは個人的に好きでした。

中邑真輔がWWEへ行くことについては「新日本プロレスを捨てた」「なんでWWEに行くやつをみんなで送り出すの?」と不満を口にしていた内藤哲也でしたが、何の因果か中邑真輔が磨き上げて価値を高めたインターコンチネンタルのベルトを何度も手にすることになったのが内藤哲也。

今では「インターコンチネンタルと言えば?」との問いに、中邑真輔と答えるファンと内藤哲也と答えるファンが半々ぐらいにまでなっているのではないでしょうか?

袂を分かつことになってからもインターコンチネンタルを点として内藤哲也と中邑真輔が線でつながっているように思いますし、年齢的にも中邑は1980年・内藤は1982年とそこまで差もありませんので、もしかすると凄く深いところでのライバルは中邑真輔なのかもしれません。

トランキーロ、トランキーロと焦らない内藤哲也とイヤァオ!と滾る中邑真輔。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを作った中邑真輔とCHAOSと作った中邑真輔。
供にカリスマ性が高く独自の世界や表現方法を持っている。

ただ・・・本当なら高橋裕二郎がライバルであるべきだったと思うんですよね(笑)


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