新日本プロレス公式スマホサイトでの内藤哲也選手の日記。
今回は「これだけ時間があるから肉体も見た目もイメチェンする選手がいるかもね」という「フリ」をしていましたが、確かにある程度の危機感があって「すぐにはプロレスが再開できないだろう」と思っていた選手はイメチェンの準備をするには余りある時間を過ごしています。
さて、僕はこれを読んでふとキャプテン・ニュージャパンを思い出しました。
というのも、何ともならないキャプテン・ニュージャパンがBULLET CLUB入りをしボーンソルジャーとなった彼は「ヒーローごっこを終わりにする」と大幅なイメチェンを匂わせたわけですよ。
その前後、その時期、僕だけではなく多くの新日本プロレスファンは彼のある変化を気にしていました。
それは・・・「なんとなく腹が凹んだ気がする」「体が締まっているような気がする」ということ。
全身タイツのコスチュームでしたが、タイツ越しに変化を感じたのです。
そこでファンが想像したのは「あのタイツを脱ぎ捨てたらバキバキの平澤がいる」「レスリングの猛者としての大ブレイク」です。
なにせ、こんなことを言いましたからね。
「君に30秒、いや、1分あげよう。
「Twitterで私にいろいろメッセージをくれた人たち、もう最弱とは言わせないぞ。」
もうね、ガチのコメントだと思うじゃないですか。
矢野通にも言えることですが「本当は最強」という幻想をまとった選手がその幻想を現実にすることはプロレス界ではほぼありません。
ただ、キャプテン・ニュージャパンことボーンソルジャーこと平澤光秀はそれを見せるのではないか?とファンは色めき立ちました。
そして、このオチは・・・
2017年、ボーンソルジャーは対戦カードが急に組まれなくなり、新日本プロレスのサイトからも削除され、フェードアウト
でもね、プロレスにおける幻想は幻想のままでいいのです。
かなわない夢が多いからこそ、夢が現実になったときに感動するのですから。
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