5月5日、全日本プロレス中継 2020 ~そして、闘いはつづく~が放送されました。
今回も・・・かなり面白い大会となりましたね!!
ぜひ実際に試合を見てほしいのであまり詳しく書きすぎずに、個人的な簡単な感想を書いておきたいと思います。
◆イザナギ VS 佐藤光留
試合前のコメントからイザナギがちゃんとヒールになっていました(前回は笑いに走った...)
考えてみると豪華なシングルマッチですが、これが1試合目というのも全日本プロレスらしいです。
試合はイザナギのヒールファイトに苦戦する佐藤光留の時間が長かったですが、5月16日のTVマッチで世界ジュニアに挑戦する男の意地が最後は爆発する試合となりました。
◆大森北斗/田村男児 VS TAJIRI/フランシスコ・アキラ
試合後にTAJIRIが褒めていたように全日本プロレスの若手の成長力を感じる試合となりました。
そして世界を知るTAJIRIと戦ったことで更に実力が増すことになるはずです。
アキラもアジアタッグ奪取失敗の影響もなく今回も元気いっぱいでした。
◆ゼウス VS 佐藤嗣崇
身体的に恵まれている佐藤嗣崇を教育するかのようなゼウスという試合でした。
こういう時のゼウスはPURPLE HAZEというよりゼウス個人としての戦いをしていますね。
◆秋山準/黒潮"イケメン"二郎 VS 大森隆男/ブラックめんそーれ
個人的には「無観客大会ベストバウト・オブ・ザ・イヤー」の試合。
イケメンの入場パフォーマンス→途中で中断→コロナのやろうへの皮肉という流れも最高でしたし、イケメンとブラックめんそーれの戦いが本当に暗い時代を照らすぐらい面白く明るいプロレスでした。
ブラックめんそーれのマスクがとれて中からジョニーデップが登場?!なんて部分も面白かったですね。
◆岡田佑介 VS 児玉裕輔
崩壊したW1からの刺客児玉裕輔が「まずは」と舐めて挑発した岡田との戦い。
岡田も意地を見せましたが、考えてみると今結果を残すしか無い児玉裕輔が上回って当然か・・・
解説のTAJIRI選手の言葉が面白すぎてリピートで何回も見れる内容にもなっていますし、プロレスファンもプロレス頭が良くなる資料のような試合でした。
◆ジェイク・リー/岩本煌史 VS 芦野祥太郎/X
前回のTVマッチで生まれたジェイクと芦野の因縁からの初戦となりましたが、今回は芦野がXを連れて登場。
大方の予想通り羆嵐の参戦となりましたが、なんだかんだで元アジアタッグ王者を倒したのだから大したもの。
岩本煌史の孤高の芸術をドラゴンスクリューで返すという斬新な動きからのアンクルで芦野が岩本からタップを奪いましたが、陣とはぐれのW1軍の戦いはこれからですね。
ところで、Enfants Terriblesってユニット名は今でも使えるのか?
◆世界タッグ選手権試合【第87代王者組】諏訪魔/石川修司 VS 【挑戦者組】宮原健斗/ヨシタツ
コロナで中止にならなければ名古屋で開催されていたはずのカード。
試合はヨシタツが頑張り続けましたが、やはり暴走大巨人の強さは規格外でしたね・・・
そして宮原健斗は直接ではないにしてもこれで諏訪魔に対して完全に劣勢な結果となりました。
今は動けない団体も動かない団体も多いですが、全日本プロレスは正直かなり見どころです。
無観客のTVマッチなのにどんどん動きが生まれて名勝負が生まれていますからね。
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