諏訪魔とヨシタツが急遽延長戦的なシングルマッチ!!

五冠王者諏訪魔&佐藤光留とヨシタツ&田村男児のタッグマッチ。
この試合には色々な見所がありましたが・・・まずは田村男児を中心として見てみます。

こういう大事な大会、異例の大会の中において若手の田村男児が五冠王者と戦えるというのはとんでもなく素晴らしいことですし、こういうことをする全日本プロレスの凄さも感じますよね。

そもそも諏訪魔が五冠王者になった途端に全日本プロレスは大会の自粛に入りましたから、多くの選手は五冠王諏訪魔に触れていないぐらいの状態です。
その中で田村男児がそこに触れるというのは全日本プロレスはしっかり未来を見ているということになりますし、またそれに答えるように田村男児も中西学の引退試合で学んだ「ナカニシムーブ」を披露するなど元気いっぱいに戦いました。

次にこの試合で面白かったポイントは解説ゲストが石川修司だったことです。

石川修司いわく「諏訪魔選手はムラッ気がある」「大波を起こすときは凄いが小波も多い」とイタズラっ子っぽい口調で解説するなどしていましたが、その中で「ヨシタツに弱い」という話題にも触れていました。

そう、たしかに諏訪魔はどうにもヨシタツに弱いところがあります。
ヨシタツにはコロっと負けてしまう。苦手としているところがあるのです。

このタッグマッチに関しては佐藤光留が田村男児を仕留めて諏訪魔組が勝利しましたが、ヨシタツがマイクを手にすると『俺にシングルで負けまくっておいて何が5冠だよ。5冠なんて俺にシングルで勝ってから言えよ。今すぐシングルでやってやるよ』とこれまでの戦歴を持ち出して挑発。

そして急遽10分1本勝負でのシングルマッチが組まれるという事件が起きましたが、何とこの試合は諏訪魔がロープブレイクを無視してスリーパーを続けると反則負けの裁定が下りました。


この瞬間、石川修司が

「また負けちゃったw」

と解説したところでお茶を吹き出した私ですが、この試合とこの因縁の流れから5月5日は諏訪魔・石川修司の世界タッグ王者にヨシタツと宮原健斗が挑戦することが決定。

これまた見逃せない試合が実現することになりました。


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