何もなくても意味を考え、妄想し想像させるからプロレスラーは凄いと思うという話

タイチの予告はIWGPタッグ挑戦だった。
ということでメインでIWGPタッグを手にした棚橋弘至・飯伏幸太をザック・セイバー・ジュニアと襲撃したことで、結論が出たということではあるのですが・・・少し気になることもあります。

この日の試合後にジュースとフィンレーに「お前らベルト持ってないのか?」というアクションをしていましたが、これはTwitterでもタイチがつぶやいていたようにタイチ式イジりクラッチというだけだとは思います。

そこではなく、試合後のコメントを見るとYOHがたっぷり喋った後のSHOのリアクションが「(しばらく下を向いていたが、顔を上げると無言のまま控室へ)」という意味深なものでした。

試合後に妙にタイチを見ていたことも気になるSHO。
デスペラードがノーコメントというのも、何かと3Kに口撃するデスペラードが『カメラの前に立つとウイスキーの瓶を持った手でTVカメラをそれぞれ指して無言のまま控室へ』というアクションだけなのも不思議です。

まぁ特に意味がなくても普通な光景ですが、なんとなく意味を探したくなってしまうぐらいにタイチの存在が強くなっているということなんですよ私の中では。
こうやって妄想する楽しさはプロレスファンの特権・・・じゃねーよ!って言うレスラーもいますけど、まぁ他人の人生から妄想力や想像力を奪うことは誰にもできないということです(笑)

非日常であるプロレスに対してファンが想像や妄想すること、それが起こるかもしれないことの楽しみを奪うのはIWGPを奪うことより難しいと思うわけですよ(笑)

リアルを見せているというプロレスラーの主張もわかるのですが、プロレスラーという超人のリアルは一般人にとっての非日常でありファンタジーに近いぐらい遠い世界ですからね・・・

誰に言っているわけではないのですが、意味を探されて嫌な理由は「意味がないことも多いから意味を求められると勝手にガッカリされそうで嫌」という思いがあるからだと思うのです。

ただ、1つの動きで1つの言葉で意味があるように感じさせてしまうぐらいプロレスラーは凄い存在だとファンはリスペクトしているからなんですけどね・・・


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