NEVERとNEVER6人タッグのベルトは同じNEVERでもかなり印象が違います。
前者NEVERは元々は若手中心で団体の垣根を超えたものとして内藤哲也が提唱しましたが、今ではゴツゴツした戦いの象徴のようになっています。
一方のNEVER6人に関しては多くのレスラーにチャンスがある新日本プロレスの中では下位に位置するベルトですが、定期的に明るく楽しくお笑いもあるトリオのベルトにもなり、その印象は強いです。
今回、鷹木信悟・EVIL・BUSHIが石井・後藤・ロビーから防衛したことで、これからはNEVER寄りになるというか「価値を高める」作業をしていくかと思いましたが・・・ここで登場したのが矢野通と田口隆祐。
ベルトを盗むとバックヤードでカバナの名前も出しましたので、実力者3人ですが面白トリオでの挑戦が決まりそうです。
NEVER6人は短命政権が続いていて2016年に設立されてもう20代王者組が誕生していますが、試合数が多いわけではないことも考えるといろいろなトリオの腰を漂流していくかのようなベルトとしてこれからも使われていくのかもしれません。
ところで、覚えているファンの人は多くないかもしれませんが新日本プロレスにはJ SPORTS CROWN無差別級6人タッグトーナメントという大会がありました。
J SPORTSで放送があった時の大会ですが、僕はこれがとても好きだったのです。
例えばアポロ55と後藤洋央紀が組んだり、棚橋弘至とKUSHIDA&TAJIRIが合体したり、NO LIMITにディック東郷が加わったりなど垣根を超えたドリームトリオがトーナメントを戦うという大会だったのですが、NEVER6人もガントレットマッチではなく一度トーナメント方式で見てみたいなぁと思いました。
若手・垣根を超えた、という当初のNEVERのテーマをNEVER6人に継承できますし、最近の新日本プロレスは夢勝ちもないので(最近じゃないですけど)お祭り的なカードがあまり無いんですよね。
その辺りをNEVER6人で見せてほしいなと、一ファンの意見としては思うところです。
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