鈴木みのる選手のインタビュー後編がアップされました。
https://www.njpw.co.jp/239131

今回も面白く読ませていただきましたが、二冠についての話題は特に気になるものでした。

なぜIWGPとインターコンチネンタルの2つなんだ?
ということに関して「選手もファンも会社もベルトに順番を付けているだけ、1番がIWGPヘビーで2番がインターコンチネンタル、ずーっと下がったところにUSがあってでもこれは別枠扱い。NEVERはこのへんでやっておいて・・・と順番になっている」とバッサリ。

その上で最近ファンから「USを取って三冠統一してください」なんて言われることもあるが・・・そんな話しばかりだけど新日本プロレス大丈夫か?と鈴木みのる。

『都合があるからベルトをこんなに増やした」なのに「それぞれで飯が食えなくなったら統一」と話す鈴木みのるは「この会社大丈夫なの?」と「二度とバラせなくなるぞ、そして全てのベルトが格下になるぞ」と話し出しました。

プロレスファンの無責任な発想から潰れていく

『三冠だとか四冠だとかそういう機運を高めようなんて情報操作はやめたほうがいい、自分で首締めるぞ?この会社本当に潰れるぞ?俺はそんな会社を沢山見てきているんだ。そういう会社って周りのプロレスファンの無責任な発想から潰れていくんだよ。』

何とも恐ろしい言葉です・・・

ただ、プロレスファンの発想というか願望に沿うのは当然アウトだと思います。
ファンはあくまでもファンですし、ファンが望むことはファンが望むことではないというような不条理があるジャンルですからね。

鈴木みのるは「ベルトの棲み分けをしろよ」とも話しています。

IWGPは最高峰であり全方位
インターコンチネンタルは日本人VS他所の人間
USはアメリカ国内でしか防衛戦をしない
NEVERは特殊ルールでやる

例えばこのようにすればヘンな順番が生まれないと。

元々棲み分けはしてあった4本のベルトなのですが、確かに最近ではごっちゃになってきていますからね。。。

ただ「日本のプロレスラーのほとんどがプロレス少年のままだから」と話しているように、結局プロレスラーがプロレスファンでもあることに問題があるということを鈴木みのるは言いたいのかもしれません。

考えてみると新日本プロレスの一番のファンと言える内藤哲也が二冠を提唱したわけですし・・・

そして二冠戦決定もファンのLINE投票でした。
(あの選択肢の伝え方を間違えていたLINE投票については今でも不満がありますし、ファンの意思とは違ったとは思うのですが)

さて、そんな鈴木みのるがUS王座を手にした時に狙っているのかわかりませんが真壁刀義が6日の後楽園ホールの試合後に『鈴木さんよぉ、鈴木みのるさんよぉ、あえて言わせてもらうぜ。しょぼいぜぇ~!?』としょぼい扱いをしました。

久しぶりに鈴木みのると真壁刀義のシングルを見てみたいですが・・・
これは1プロレスファンの思うことなので実現しないほうが良いのかもしれませんね(汗)


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