後楽園ホール最終日のメインはNEVER無差別級6人タッグ選手権試合
王者組EVIL・鷹木・BUSHIに挑戦するのは後藤・石井・ロビーのCHAOSトリオ。
王者組、鷹木信悟はNEVER2冠がかかった状態ですがEVILはこれを落としたらどん底、BUSHIはここでまた負ければロスインゴの足を引っ張ってしまう状況と温度差があります。
CHAOS組はNEVERを失った後藤洋央紀は後がない状態で石井はEVILをシングルマッチで倒した流れでここを勝利して再浮上を狙いたいという状況。
そしてロビーは絶好調でIWGPジュニア挑戦を支持する声が増えているとこちらも状況に温度差がある面白い構図での試合となりました。
試合は必然的に鷹木と後藤、EVILと石井、BUSHIとロビーが意識し合う戦いとなりしたが、最後はBUSHIがロビーに雪辱のエムエックスで王座防衛となりました。
これにて鷹木信悟はNEVER2冠となり、EVILはどん底手前で踏ん張りBUSHIはリベンジに成功したわけですが、この時点で相変わらずSANADAだけがロスインゴでノンタイトル状態となりますね・・・
NEVER6人タッグの挑戦者は矢野+田口+カバナか?
なんと試合後に矢野通と田口監督が乱入。
矢野通がNEVERのベルトを3本手にすると逃亡・・・するも、その中の1本が鷹木のNEVER無差別のベルトだと気がつくと、それを投げ捨てるという面白逃走劇を見せました。
試合後の矢野通は『俺はアメリカに行った時から、カバナさんと俺で挑戦させろと、何度も何度も何度も言っていた!』とカバナの名前を出すと『カバナUSAかな、YTRジャパンか』と発言。
すると田口監督は『つまりですね、カバナUSAも矢野ジャパンも、タグチジャパンなんですよ。結局、タグチジャパンの下。』と構図を説明すると『ベルトに挑戦だ、オラ!』と珍しく力強いコメントを出しました。
これによって矢野通・田口隆祐・コルトカバナがトリオを結成して鷹木・EVIL・BUSHIと戦うことになりそうです。
ところで、ちょっとおもしろかったのがBUSHIのコメントです。
矢野通に気を取られて田口隆祐が見えていなかったのでしょうか?
矢野、あと2人連れてこいよ
と言ってしまいました(笑)
さて、これを逆手に取って「じゃあ俺たちは4人でいいのか?」と矢野や田口が言うのか?その辺りにも期待したいですね(笑)
石井のNEVER挑戦を鷹木が承諾
試合後のリング上ではもう1つのドラマが。
石井がNEVERのベルトを手に取ると「次は俺だ!!」と鷹木に挑戦。
鷹木はもちろん「やってやらぁ!!」と承諾したことで、NEVERの次期挑戦者は石井が濃厚となりました。
実際問題として「NEVERを元の無差別級に戻す」とか「SHOはどうなるんだよ」というところもありますが、石井と鷹木の試合はどうやっても見たいものなので・・・楽しみしかないですね。
ただ、1つだけ「え!?」と思ったのは試合後に鷹木信悟が「NEVERの価値を落とした、アイツだって張本人だろう!」と石井に対してコメントをしたことです。
ファンからするとNEVERの価値をどんどん上げていったのは石井だという考え方だと思うのですが・・・
この一言でファンがどのような感情を抱くのか、それが声援と変わるのか?
そんなことも楽しみなNEVER戦を見ることができそうですね。
プロレスランキング