石井とEVILのシングルマッチは見ていて手に汗握る、実に骨太な男の戦いが見どころです。
ただ、今回に関しては丸腰の石井とNEVER6人王者のEVILという状況なので新日本プロレスのトップ戦線に直接絡んでいる試合ではありません。
この二人にはそんなこと関係ないのかもしれませんが、お互いにここで勝利しても先に何が見えるのか？が現時点では見えてこない対戦カードであると思います。
ただ古き良き新日本プロレスの世代闘争的というかEVILからすれば石井は必ず超えていかないといけない相手ですし、石井からすれば小僧に負けることはできないという、ベルトよりも思いプライドを懸けた戦いであるという見方を個人的にはしています。
過去の試合を振り返ると石井が「お前の壁になってやるぞ」というようなどこか戦いの中で生まれた愛情に似たようなものも感じるわけですが、これから新日本プロレスでトップに立つためにはここでEVILは負けているわけにはいきません。
何だかんだでシングルのベルトにあまり絡めていないですし、NJPやG1で格上食いをするだけの存在でいる現状をぶっ壊すためには石井に対して完勝をした上でNJCでチャンスを掴みたいところでしょう。
SANADAには先をいかれてしまい、鷹木信悟がNEVERに近づいている中。
切羽詰まった切羽詰まった闇の王の戦いに期待したいですね。
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