2018年のニュージャパンカップを優勝したザック・セイバー・ジュニアが「ストロングスタイルは死んだ」と発言したことは物議を醸しましたが、その真意についてもインタビューで語っていました。

俺はストロングスタイルを「どの格闘技よりもプロレスが一番強い」っていう意味だと解釈している。そもそもイノキがそういう意味でストロングスタイルと言ったんだと思っているんだ。』

その上で

『もしかしたら本当に死んでいるかもしれないけど、いまは俺がいる』

そういう裏の意味がしっかりある上でオカダ・カズチカやファンなどに対しての問いかけだったということですが、僕はあの時に「中邑真輔がいてくれたら、柴田が怪我をしていなければ、ザックとの試合を見たかったなぁ」と思ってしまったんですよ。

せっかくのあのザックの問いかけ、大きな波紋は生まれたのに全体的に選手のリアクションが薄かったことは残念だったと思いますし、ある意味ではKENTAのドーム後乱入ぐらいの大きな意味を持つ一歩だったと思いましたからね・・・

さて、そういう意味では今年「IWGPヘビー級王座を勝ち取ることが俺の目標だ」と話しているように、ストロングスタイルの象徴(だったと言うべきか?)であるIWGPをザックが巻いた時にどうなるのかも興味深いものがあります。

IWGP王者として未来を作ってきた数多くのレスラーがいる中で、過去と今を繋ぐような意味合いでの王者はあまりいませんでした。
案外そういうことができるのがザック・セイバー・ジュニアなのかもしれませんね。


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