フィンレーの大化けが止まらない!ついにIWGPタッグベルトを戴冠!!

IWGPタッグ選手権試合、タマトンガ・タンガロアとジュースロビンソン・デビッドフィンレーの試合は1年前ならまた違ったものになっていたことでしょう。

今回の違いはワールドタッグリーグで大きな進化を見せたタンガロアと同じくワールドタッグリーグでブレイクしたフィンレーの存在がかなり大きくなっているということではないでしょうか。

1年前ならタマトンガとジュースロビンソンがチームの主役となって他の2人が補助役のような感じになっていたはずですからね。

4人共にそれぞれ違ったタイプでの身体能力の高さがありますし、今後は日本だけならず海外でウケるカードになっていくのではないでしょうか。

ただ、タマトンガ・タンガロアは年齢的に若いわけではありませんのでこのような素晴らしいチームがトップにいる間に、どんどんタッグ戦線に参入する選手が出てこないとタッグの価値が上がっていかないかもしれません。

シングル路線と兼任でのタッグタイトル狙いなんてのは昔は当たり前だったわけですから、それこそ今回二冠争いをしているトップ4のオカダカズチカ・飯伏幸太・ジェイ・内藤哲也や棚橋弘至などもタッグに顔を出してほしいですね。

ジュースロビンソンはコンディション不足!?それを補って上回るほどのフィンレー劇場!

試合の中で目立ったのはジュースロビンソンがフレディマーキュリーみたいな風貌になっていたこと・・・ではなく、フィンレーのコンディションの良さでした。
肩は相変わらずガチガチのテーピングが巻かれていますが、動きと勢いとそこから見える自信に至るまでデビッドフィンレーという存在の大きさが1つ1つの動きの中から見えるようでした。

一方のジュースロビンソンですがスピードもパワーも素晴らしいのですが、何やら脂肪が増えたように見えてお腹もプヨプヨになっていることが少々気になりました。
明日もタイトル戦があるハードな2日間になる中でトレーニングがあまりできていないのか?と、それなら負傷箇所でもあるのか?と心配になってしまいましたし、全体的に見てもフィンレーが戦っている時間が長かったので万全の状態ではなかったのかもしれません。

試合終盤、スーパーパワーボムをマットスレスレのところで回避したフィンレーが流れを引き寄せ、最後もフィンレーがタンガロアから3カウントを奪いついに手にしたIWGPタッグのベルト。

この戴冠で更にフィンレーの進化が期待できますし、本当についに新日本プロレスタッグが面白くなるかもしれませんね・・・


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