ボディガー選手の大怪我などもあり穏やかではなかった世界最強タッグ決定リーグ戦ですが、終わってみれば暴走大巨人が貫禄たっぷりに優勝トロフィーを手にしました。
1日2試合となったこの日ですが、まずはTAJIRIワールドに引き込まれる前に問答無用のスリーパーでレフェリーストップ勝ち。
TAJIRIの頭脳戦を野生の力でねじ伏せる2分間の秒殺劇でしたが、2分でもお腹いっぱいになる「これぞプロレス」と言えるような試合でした。
そしてメインイベントは宮原健斗を直接倒して並んだジェイク・野村と諏訪魔・石川の世代闘争的な優勝決定戦に。
ジェイク・リーからすれば宮原健斗を倒して三冠戦表明をした上で、このタッグにも勝利することで世界タッグも視野に入れつつアジアタッグも防衛していく五冠王者すら見えてくる状況でしたが・・・いかんせん暴走大巨人の気合いが凄い。
それもそのはず、王道トーナメントで諏訪魔はジェイク・リーに完敗しており石川はレフェリーストップ負けという屈辱を受けているわけですから、何が何でも負けるわけにはいかないという気持ちが上回る条件が揃っていました。
ただ、ある意味ジェイク・リーにとっては負けてよかった部分もあるのではないでしょうか。
恐らく1月2日に世界タッグ戦が組まれますが、仮にここで優勝をしていた場合には地獄のハードスケジュールになっていました。
2日・・・世界タッグ
3日・・・三冠
10日・・・アジアタッグ
流石にこれを全てこなすのは厳しいですし、こうなっていたら全て落としていても不思議ではないですからね(笑)
アジアタッグの1月10日は名古屋で開催ですが、金曜日なので現地は厳しいか・・・
いや、何とか早めに仕事を終わらせて現地で応援したいですねぇ・・・
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