復活したGBH・真壁・本間を撃破した石井・YOSHI-HASHI。
これで真壁組は5敗目と厳しくなり、石井組は6勝1敗と優勝戦線に残る形になりました。

さて、この試合後の石井のコメントがかなり厳しいものでしたね。

石井「もうあいつら、俺らと違うとこにいんな。相手にならねえ。まあ2人とも、芸能界で頑張ってくれ」

テンコジに対しても「10年前と同じ」と言い放った石井ですが、この真壁・本間への言葉の方が痛烈かもしれません。

考えてみると石井と本間はとてつもないシングルマッチをして新日本プロレスを大爆発させたりしていました。
石井・田中と同じであれも新日本プロレスとの喧嘩。生え抜きじゃない人間同士がメジャーなにくそという精神で見せる試合でした。

そして石井と真壁というのは石井にとって大きな壁となる試合が何度もありましたし、でもそれを超えて石井はトップ選手へとなり名勝負製造機と言われるまでの存在になってきました。

なので、今の真壁・本間との試合は物足りないと思うのか悲しいと思うのか、もしくは気持ちの部分での怒りもあるのか・・・何にしても特別が思いがあっての今回のコメントだったことは確かでしょう。

ワールドタッグリーグは査定シリーズなのか?

棚橋弘至の第3世代への苦言、そしてこの石井から小島・天山・真壁・本間への苦言。
更には鈴木みのるにしてもそうですが、苦言のような厳しい言葉が多く見られる今年のワールドタッグリーグ。

そこでふと思ったのが、これだけの選手がエントリーしている=試合が組まれないような選手も全員参加、という今年の状況と選手の飽和状態を考えるとある程度このシリーズが1月の契約更新にも関わってくるのでは?と不安になりました。

だからこそバリバリの選手はそうでない選手に対して苦言を呈している(応援のために)可能性も0ではないのではないかと。

また、ファンからの目もそうなる可能性があります。

試合数が少ない選手などに対して、また活躍していない選手に対して『ワールドタッグリーグで公式戦でベルトのチャンスもある中でこんな試合なら仕方ないよね』という声は実際に出てしまいます。

「なんでこの選手の試合が少ないんだ!」→ワールドタッグリーグを見て『あぁ、、、だからか』となるリスクもあるのが今回のワールドタッグリーグですよね。

また、これでマズいのが苦言を呈した選手に対して言われた側の選手がそのパスをあまり蹴り返していなかったりスルーしていることですね。

今回で言えば真壁選手と本間選手は次の試合後のコメントが気になるところですが、この試合後に関して真壁選手は・・・「今日見たろ?スゲエ試合だろ、コノヤロー」と言ってしまっています。

真壁選手のスゲェ試合の価値観は石井選手からすると「芸能活動頑張ってね」というところになっているわけですよ。

長丁場のワールドタッグリーグなのでファンの人が試合後コメントを見る率も減るとは思いますが、これは相当厳しい現実を感じます。僕の中では事件手前ですね・・・


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