ワールドタッグリーグで見たかったカードの1つが早速実現。
鈴木みのる・ランスアーチャーの最凶タッグとタイチ・ザックの昨年人気爆発した名タッグの対決はご存知の通り『鈴木軍対決』となりました。
プロレスにおける同門対決というのは『遠慮してしょぼい試合』か『逆に遠慮なしの凄い試合』に極端に振れることが多いですが、この試合は完全に後者でした。
鈴木みのるに対して椅子を使い、ヘビー転向して進化しか強烈な打撃を問答無益で打ち込んでいくタイチ。
鈴木みのるの肘を破壊する覚悟で踏みつけるザック。
それに怯まずにタイチとザックの首が360度回ってしまうのではないかというエルボーを打ち込む鈴木みのる。
規格外のパワーを120%まで上昇させて攻撃するランスアーチャー。
そんな試合をリングサイドで見続けるあべみほと実況席で解説する金丸・・・
デスペラードが現地にいないことは残念でしたが、鈴木軍天晴ですよ。
私としては鈴木軍がタイチの足を引っ張っているように感じることや、そろそろそれぞれが新しい景色を見せてほしいので解散もあるのかなと思っていましたしそれに対して肯定的ではありましたが、元々の目的である「新日本プロレス制圧」が今なら本当にできるのではないかと思いましたし、それに期待してしまいますね・・・
馴れ合いユニットではない鈴木軍のこれからはどうなる?
全力で潰しあった上で試合後にグータッチで健闘を称え合う鈴木軍。
試合後のタイチのコメントを見ても熱い・・・熱いぜ鈴木軍ですよ。
誰がボスでも、誰が中心でもねぇんだよ。強えぇヤツが中心なんだよ。誰がボスだ、誰が子分だ、そんなんねぇんだよ。今日見て分かんだろ? 今日はザックが一番強かったんだよ。ザックが一番偉れぇんだよ。その時その時で強いヤツが一番偉れぇんだよ。チームだ?ユニットだ?仲間だ? そんなんしてっからよぉ、そう見えるかもしれねぇけど、もはや俺らはそんなんじゃねぇんだよ。仲いいようで、そんなんはねぇ。仲間うちだ?常にチームうちでも殺し合いなんだよ。他のユニットみてぇに仲良しこよしじゃねぇんだ
ただ、現実的に考えると鈴木軍がこれから3年あるのか?という疑問はありますし、今このような戦いを経て新日本プロレス制圧という鈴木軍襲来時の目標を叶えて欲しいとファンが思っているところで・・・終わる、なんてこともありそうな予感すらします。
特に鈴木みのるに対しては諏訪魔からの「鳥かごから出てこいよ」という意味深な呼びかけもありますし、一寸先はハプニングな感じもします。
また感情としてタイチと鈴木の対立なども見たいですし、どう転んでも面白い鈴木軍の未来ではあると思いますが現状維持だけは見たくないとも思うのです。
やはり解散を懸けてでも新日本プロレスの全タイトル制覇を狙うなど動いてほしいですね・・・
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