EVIL&SANADAのワールドタッグ目前インタビューに少々の違和感

新日本プロレス公式にパンフレットでのEVIL&SANADAのワールドタッグ直前インタビュー抜粋が掲載されていました。
抜粋なので全部読むと印象が違うのかもしれませんが・・・ちょっと僕はこの二人が好きだからこそ違和感を感じました。

当然切り替えることは大切なのでしょうけど、つい先日までIWGPを目指して戦い、そしてまた敗れた二人。
タッグリーグではディフェンディングチャンピオンではありますが、今の状況でこうも上から目線な感じがどうなのかなぁと。
らしい、ような、らしくない、ような、そんな感じがするんですよね。

――今回の出場チームの中で気になるタッグは?

SANADA 気になるというか、逆に俺たちをワクワクさせるチームに出てきてもらえれば。たとえば、なぜ棚橋(弘至)と(トーア・)ヘナーレが組むのか、後藤(洋央紀)が(カール・)フレドリックスと出場するのか、その意味合いを見せてほしいですね。

――たしかに急造タッグと見られるチームも出場しますが、だからこそ未知数の魅力もあるというか。

EVIL まあ、せいぜい俺たちを楽しませてほしいものだ(ニヤリ)。 あとは俺たちが去年の『WTL』で不覚を取り、借りを返していないチームは気になるな。

――昨年敗れたザック・セイバーJr.&タイチ組とは11.28後楽園で対峙します。ちなみに今回の『WTL』で、チームの両方が『G1』に出場しているのは、お二人のほかではこのザック&タイチ組だけなんですよね。

EVIL アイツらもシングルとタッグで機能しているということか。ここはタイチの打撃、ザックの関節技とそれぞれが違う武器を持っているのが強みだな。

SANADA あの二人が今年、どこまでタッグとしての精度が上がっているのか、気になりますね。

タイチ・ザックを意識しているのは昨年の名勝負以上の試合を見ることができそうな感じがしてワクワクしますが・・・
リベンジしたいという気持ちが伝わってこずに、ベテラン選手のような上から見ている感じからどうも覇気を感じません。

現IWGPタッグ王者組のG.o.Dについても「ベルトが輝いていない」と発言していますが、結果的に「俺たちがタッグの価値を上げてベルトを輝せてやるよ」ってことですよね?

・・・3年連続で同じなんですよね(苦笑)

なぜ毎年シングルで頭角を現してファンの支持を得て、タッグでは全く同じ感じになるのだろうかと寂しさを感じるんですよ。
今年は16チームの総当たり戦ですから、こんな感じだと食われてしまう可能性のほうが高いのではないでしょうか。


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