モクスリーの来日不可によるUS王座返上。
空位となった王座決定戦は前王者ジュースロビンソンと怪物ランスアーチャーが争いましたが、結果はより進化した怪物がUS王座を獲得。
新日本プロレスに参戦してその実力を見せ続けてきたランスアーチャーにとって嬉しいシングルのベルトホルダーとなったわけですが、その試合後に乱入してきたのはジュースロビンソンの盟友であり欠場中だったデビッドフィンレーでした。
そのフィンレーが早速ランスアーチャーのUS王座に挑むことになりましたが、復帰したばかりでランスアーチャーを倒すのは難しいでしょうか...
ただ、フィンレーの気合も相当なものでしょう。
気がつけばジュースロビンソン・ジェイホワイトと新日本プロレスの外人三銃士と言える中では大きく遅れをとってしまいましたし、ヘナーレの成長やLA道場のヤングライオンの参戦などもあって尻に火がついた状態であることは確かです。
先のワールドタッグリーグにジュースロビンソンと組んでの参戦も決まっていますが、その時にUS王者として新日本プロレスファンの前に立つことができれば、ここから一気に東京ドームまで駆け抜けてジュース&ジェイとの差を詰めることも可能ですね。
「俺は怪我をして気が付いた、今までフィンレーの名前に頼り切っていた。だが俺はこれまでとは全く違う自分に生まれ変わってやる」
偉大な父デイブフィンレーの息子という看板がこれまでは武器にしていたのかもしれませんが、これからのフィンレーは「デイブフィンレーの息子」ではなく「デビッドフィンレーの親がデイブフィンレー」と言われるようなファイトをしてくれることでしょう。
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