ワールドタッグリーグ2019は16チームの総当たり戦(オカダ・飯伏・内藤・ジェイは不参加)

今年のワールドタッグリーグですが、ビッグサプライズ的なことはありませんでしたね。
16チームの総当たり戦というのは意外でしたが、オカダ・飯伏・内藤・ジェイと「東京ドームで2連勝すれば二冠」となる主役の4人は当然エントリーせず、NEVER王者のKENTAとUS王者(現時点)のアーチャーは参加することになりました。

エントリーされた16チームから上位2チームが優勝決定戦を・・・ではなく『全公式戦終了時点の1位チームを優勝チームとする』とのことですので、最終戦の広島大会での勝ち点で決まるということですね。

その時点で広島大会より前に全日程を終了するチームが優勝する気がしませんので、私の推しであり昨年最高の笑顔に感動したタイチ&ザックは・・・と不安になりましたが『なお同点チームが複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦(ルールは状況に応じて決定する)』との補足がありました。

同点チームが複数で直接対決の優劣が付かない場合ということは、どうやっても3チーム以上が並んでいることになります。
(2チームだけなら直接対決の優劣はシンプル)
ということは優勝決定戦があるなら3WAYか4WAYなど複数チームでの対決となりますね。

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第3世代タッグが参加!GBHが復活!ヘナーレは棚橋弘至と組んでの大チャンス。

嬉しいことに第3世代がエントリーされました。

・天山広吉&小島聡

・永田裕志&中西学

新日本プロレスのタッグと言えばテンコジ!という声はまだまだ多いですし、僕ら世代からするとやはりこのタッグにはいつまでも世界一カッコイイタッグと思わせてほしいものです
公式戦として15試合もありますので、久々の連戦でキツくなる可能性もありますがぜひ優勝戦線まで残る活躍をしてほしいですね。

小島聡は鷹木信悟とタッグながら再戦をすることになりますが、以前の借りを返せるかどうかも注目です。

永田中西組がエントリーすることで生まれる楽しみとしては、永田と鈴木みのるが久々にガッツリ見れる可能性があることや石井と永田の物語も今年ありましたので、この2人がまた戦うことも楽しみです。

ただ一番楽しみなのは永田とKENTAが絡むことですね。

永田さんの闘志が消えていないならバチバチに行くでしょうし、KENTAも今のキャラなら永田を小馬鹿にして挑発をしていくでしょうからこの二人の蹴り合いは楽しみです。

さて、真壁は矢野とエントリーして優勝戦線まで残ると想像していましたが蓋を開ければ本間と組んでGBHで出場します。
こうなってくると旧GBHの復活など何だったんだ(NEVER6人はあるけど)という感じです。

本間に関してはここでどこまで連戦の公式戦をどのレベルで戦い抜いていけるか、背水の陣ですね。

東京ドームでクリス・ジェリコと戦う棚橋弘至はヘナーレと組んでのエントリーとなりました。
「YOSHI-HASHIと組まないんかい!」という感じでしたが、このタッグはヘナーレの大チャンスになるでしょうね。
棚橋弘至と組んで15試合戦えるなんて経験値で言えば相当な物があるのではないでしょうか?

ジュース&フィンレーが復活!後藤洋央紀はSWORD&GUNSを思い出す名前のパートナーと参戦。石井はYOSHI-HASHIと組んで再チャレンジ。

ジュースロビンソンとフィンレーのタッグが復活するのは嬉しいですね。
フィンレーが大怪我をした時のタッグですし、IWGPタッグを狙えるチームだけにここで一気に結果を残して東京ドームへという流れを見たいファンも多いのではないでしょうか。

後藤洋央紀はカール・フレドリックスとLAタッグを結成。
完全に天下取りの蚊帳の外になりまたしても最後尾に回った後藤ですが、タッグで意地を見せてほしいものです。
パートナーが"カール"なので、カールアンダーソンとの『SWORD&GUNS』を思い出す人も沢山いそうですね(笑)

あのチームは優勝することができましたし「後藤・カール」は縁起の良い名前ですね。

石井とYOSHI-HASHIはIWGPタッグまであと一歩というところからの再スタートとなります。
NEVERを失った石井と何かを掴んだかのように勢いをますYOSHI-HASHIのタッグですので、今回ばかりはYOSHI-HASHIがチームを引っ張るぐらいの活躍をしてほしいものです。

矢野通&コルト・カバナの面白オジサンタッグは・・・もう見てるだけで楽しいので、沢山試合が見れることで満足です(笑)

ジェフコブもマイキーニコルスもエントリーされていますが、言っても仕方ないですがエルガンとコブのタッグをもう1度見てみたかったですね・・・

ロスインゴと鈴木軍は同門対決にも大注目

IWGPまで近づいたところで大きく弾き返されてしまったSANADAとEVILは再びタッグを組んでワールドタッグリーグ制覇を目指します。
今回に関してはタッグの価値を上げるとかIWGPタッグを手にするということよりも、あれだけIWGPしか見てないと言っていた二人が結局タッグを組んでこの位置になっていることで逆に何を見せてくれるのか?が楽しみですね。

また同じロスインゴの鷹木信悟はテリブレと組んでエントリーとなりました。
鷹木からすればヘビー級で真っ向勝負ができる日々が続くことになりますが、因縁が生まれた鈴木みのるとの対決が楽しみですし、SANADAとEVILとのロスインゴ初対決はロスインゴファン大注目のカードになりますね。

鈴木軍は鈴木みのるとランスアーチャー、タイチとザックがエントリーします。

鈴木みのるは言わずもがなの存在ですが、今年さらなる怪物化を遂げた現US王者のランスアーチャーがタッグでも大暴れするのはとても楽しみですね。
「鈴木みのる・ランスアーチャー」と名前の並びを見ると負ける気がしないぐらいの迫力がありますね(笑)

タイチ・ザックは昨年のワールドタッグリーグで心を奪われて以来「IWGPタッグ路線へ行ってほしい」と願っていたので、再度のエントリーは個人的にとても嬉しいです。

また・・・昨年は「鈴木軍にボスとかもういない」ぐらいのテンションになっていた二人ですし、今年のG1では間接的に鈴木みのるをイジっていた二人ともなれば、鈴木軍対決で何が起こるかと妄想するだけでドキドキしませんか?

BULLET CLUBはIWGPタッグ王者組を含む3チームがエントリー

全チームが狙うべき存在のタマトンガ・タンガロアの現IWGPタッグチームは当然エントリーしています。
直接対決でこのチームに勝利すればタイトル挑戦までこぎつけることができる可能性が高くなりますので、優勝できずともこのチームだけは倒したいと思うチームも多数というところでしょうか。

バッドラックファレとチェーズオーエンズは「パワーとテクニック」で良いバランスのチームとなりますが、チェーズがファレを上手くコントロールしていけば台風の目になる可能性もありそうですね。

注目なのはNEVER王者KENTAと高橋裕二郎のBULLET CLUB日本人タッグ。

一応新旧NEVER王者タッグということになりますが、タッグ屋の高橋裕二郎の頭脳とKENTAの勢いでどこまで星を伸ばしていけるのでしょうか?

また、KENTAに関しては新日本プロレスのレスラーの多くと一気に遭遇していけるということも楽しみですし、先程も書いたように永田との戦いなんてかなり面白そうですよね。

それ以外にも鈴木みのるや鷹木信悟、フィンレーやジュースとの戦いも楽しみです。
石井も黙っていないでしょうし、BULLET CLUB同門対決では正々堂々と戦うのか、それとも・・・なんて楽しみ方もありますね。

『WORLD TAG LEAGUE 2019』出場チーム
・棚橋弘至&トーア・ヘナーレ
・真壁刀義&本間朋晃
・天山広吉&小島聡
・永田裕志&中西学
・ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー
・後藤洋央紀&カール・フレドリックス
・石井智宏&YOSHI-HASHI
・矢野通&コルト・カバナ
・ジェフ・コブ&マイキー・ニコルス
・EVIL&SANADA
・鷹木信悟&テリブレ
・鈴木みのる&ランス・アーチャー
・ザック・セイバーJr.&タイチ
・タマ・トンガ&タンガ・ロア
・KENTA&高橋裕二郎
・バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ


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