IWGPとインターコンチネンタルの二冠戦はファン投票!?オカダカズチカが衝撃の提案

大阪大会メイン後、ジェイ・ホワイトがオカダカズチカと飯伏幸太を呼び込むと内藤哲也が登場。
内藤は「インターコンチネンタルを返してもらおうか」と二冠へ向けての1歩目を踏み出すための主張を展開。
そこへ飯伏幸太も登場して『二冠になりたい3人』がリングに揃った中で・・・「IWGPこそ至上、二冠など不要」という主張であるオカダカズチカが登場。

僕は以前から、これから東京ドームまでは「好き選手を応援するというよりベルトへの考え方を支持する選手を応援することが一番楽しめるのではないか」と話してきましたが、まさにその構図がわかりやすくリング上で展開されました。


そして、個人的な感想としては『オカダカズチカの意見こそIWGP王者の誇り』だと思いましたし、何より『大阪のファンと内藤・飯伏・ジェイを全員一瞬で手のひらに乗せるまでのチャンピオンになったんだな・・・』と感動してしまいました。

一冠のオカダカズチカが二冠を目指す内藤・飯伏・ジェイをちっぽけに見せるという天才的センス

IWGPに対してのプライド・誇りをしっかりアピールすることで、新日本プロレスファンはそれを否定できませんし(否定したら新日本プロレスを見る必要がなくなる)それを考えさせた上で「IWGPと二冠」を交互に口にしてどちらの歓声が大きいか煽り・・・結果的にIWGPの方に多くの声援を集めました。

これは天才的だと思いましたよ。

なぜか「IWGPとインターコンチネンタルの二冠」を主張する内藤・飯伏・ジェイがちっぽけに見えて、IWGPだけを主張しつつもそれを完全に手の内にいれている象徴であるオカダカズチカが圧倒的に大きく見えたわけですから、このシーンは新日本プロレスの歴史上に残る映像となるのではないでしょうか。

その上で「内藤さん、ファン投票しますか」と内藤&オカダともにトラウマであろう『ファン投票』という武器をここで発動ですからオカダ無双状態です。

まぁ...どうなんでしょうか、投票にすれば二冠戦が行われるような気がしますし、二冠を手にするのはオカダではないと思うのです。

でも、1月5日のメインが終わった時点で内藤か飯伏かジェイの誰が2つのベルトを手にしていたとしても、その時に改めてオカダの凄さも感じるような気がするんですよね。


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