全日本プロレス、世界ジュニアトーナメントの記者会見がありました。
個人的に交流もあるので当然岩本煌史を応援している僕ですが、今回の記者会見を見ても抱えているものが一番大きいと感じました。
『世界ジュニアに関しては負けっぱなしで終わっているので今日までの気持ちは誰にわからないと思います』
『わかってもらおうとも思ってない。この気持をリセットするには世界ジュニアチャンピオンにならないといけない』
そりゃそうですよ、自らが50代王者だった時に青木選手に負けてベルトを奪われて、その後に青木選手が事故死したのですから・・・取り返すべき相手から取り返せなくなってしまったわけですからね。
岩本煌史は青木選手の名前をほぼ口に出しません、今回もそうでした。
それに対して「冷たい」とか「青木選手のことはもう忘れたの?」なんて声があることも事実です。
ですが・・・岩本煌史は前を見ているということなんですよ。
過去を振り返っているだけでは前に進めないし、今このトーナメントを前にして後ろを見ていては勝てないでしょう。
「青木選手のために」と言えば簡単に応援を集めることはできます、でもそうじゃない、それではいけないという気持ちが必ず岩本煌史にはあるはずです。
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