アメリカ3連戦はIWGPに絡んでいるオカダ・SANADA・飯伏・EVILが主役に見えましたら、裏テーマというか主人公は棚橋弘至だったと言えるぐらいに絶好調でしたね。

連日の勝利もそうですし、試合後のコメントでも「東京ドームがあるでしょ?棚橋が黙ってみているわけがない。どういくか、ドームに。オカダのベルトを獲るか、飯伏への挑戦権利書を獲るか、みんなの思っているドームへの道。全部俺がぶっ壊してやりますから。」と気合十分。

ブリテッシュヘビーのベルトは何だったんだという思いはファンの中にまだあると思いますけど、やっぱり棚橋弘至が元気だと新日本プロレスは面白いですから頑張ってほしいですよね。

そんな棚橋弘至が「すげぇレスラーになったなぁ」とポッドキャストでの駄目出しから一転して評価をしたのがG1のEVILですが、このタイミングで新日本プロレス公式が2017年にオカダとEVILの試合をアップしました。

この試合の直前、新潟大会の試合後のコメントが印象的だったEVIL。

EVIL「前哨戦は、終わった……。いよいよ両国でのタイトルマッチ。すべての角度からダークネスに染め上げてやるぞ? 時代を変え、EVIL流の“IWGPの勝ち方”おまえらに見せてやる……。そして勝った暁には、次のIWGP戦の相手を、両国のリング上で指名してやるよ?(ニヤリ)。だからこそ! 両国で! すべてを変えるぞ? This is EVIL、Everything is EVIL……すべてはEVILだ!」

「全ての角度からダークネス」という言葉も好きでしたが、この時期にやはりEVILが流行させた言葉は「超人オカダの倒し方」や「IWGPの勝ち方」などの「EVIL流の何々方シリーズ」でした(笑)

残念ながら、、、勢いが凄かったEVILでしたがこの2017年の両国国技館でのVSオカダ戦は・・・ガチガチでした!

EVILの良いところが全然出てこないぐらい硬かったこの試合は「IWGPの勝ち方」のイメージを実現することができなかったと考えるべきでしょう。

それから2年の月日を経て、もう緊張やプレッシャーに負けるような闇の王ではなくなっていますからね。
順風満帆ではなくどん底の時期もたっぷり経験しているからこそ今年のEVILは怖いはずです。

まず飯伏幸太に勝てないと未来がありませんが・・・やってくれそうな気がしませんか。

僕はEVILが作る『ダークネスで明るい未来』を見てみたいのですけどね。


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