久々の内藤哲也と東スポとファミレスというインタビュー風コントが掲載されました。
なんと今回は内藤哲也のお父さんまで登場し、最後は例のごとく食い逃げ、親子で食い逃げというオチには笑ってしまいました。

「哲也、探したぞ」

で登場するお父さんのくだりが一番おもしろいですけどね(笑)

試合後も無言を貫いた衝撃の敗戦から一夜明け、内藤に取材を申し込むと神戸市内のファミレスに緊急招集がかかった。だが久々の“聖地”にも前王者の表情は暗い。「最後までジェイのペースで試合をしてしまったかな。G1で遠のいたはずの2冠が、飯伏(幸太)の発言でまた近づいたと思った矢先にベルトを失ってしまった。今はどこに進めばいいのか、全く見えてこないですね…」と珍しく弱音を吐く。

と、その時だ。「哲也…探したぞ」と、どこからともなく父の賢一さんが来店。4年前に勤務先を退職後は、全国の会場で息子の雄姿を見届けることをライフワークにしており、神戸に駆けつけていたのだ。さりげなく同席し、シーフードパエリアを注文するや「勝ち負けの部分は仕方がない。ただここ最近、体を酷使しすぎじゃないかと。そりゃ、ベルトを取ってほしい気持ちはあるけど、若くはないんだし、ところどころ休むことも視野に入れてもいいんじゃないか?」と気遣った。

ただ、笑っているだけで終わらせるような話題でもない「内藤哲也の休養問題」

内藤哲也の思いとしは「今の自分を見せるために休みたくない」という考え方を貫いているわけですが、世界中の多くの格闘家やアスリートが「今この瞬間に輝くために休養やコンディション調整をしている」わけですよ。

受けが派手な内藤ですから首への負担は大きいでしょうし、そもそも膝の状態は若い時から悪化の一途。
いつまたぶっ壊れるかわかりませんし、仮に今また大きな怪我をして1年欠場などしたら・・・年齢的なことを考えてもトップ路線に戻ることはほぼ不可能です。

ロスインゴの頭脳、ロスインゴの総帥、いやロスインゴのスピーカーとして活躍するなどの道はありますがそれこそ内藤はそんな自分を見せるぐらいなら引退するはずです。

もちろん、休めば治る怪我ばかりではありませんが・・・

ところで、お父さんまで登場してのコントが神戸大会後すぐのタイミングでアップされるとなると・・・半ばヤケクソ状態になっていると考えるべきなのか、それともこの余裕は『逆転の内藤哲也』がまだ見えているからなのか?と気になりますね。

いつものように、単純にこの東スポの記事を「面白い」と感じて笑って終わる人ばかりではないタイミングでのこの内容。
ロスインゴファン離れにも若干繋がりそうな印象も受けますからね・・・

内藤哲也のように嫌われ者から一撃で大スターになった存在だけにまた一瞬で落ちていく可能性も感じる点は不安です。

特に新日本プロレスブームが来た絶妙なタイミングでのロスインゴのスタートと「言いたいことも言えない世の中で言いたいことを言える内藤哲也」に惚れてファンが増えたことを考えると、あまりこの手の「お父さんが出てきての東スポコント」などは今の内藤哲也の状況・ロスインゴの状況を考えるとウケない可能性も大きいのではないか・・・


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