今年のDESTRUCTIONシリーズの注目カード。

・ヤングライオン杯
・IWGPタッグ(タマ・タンガロア対石井・YOSHI-HASHI)※別府
・ブリティッシュヘビー(棚橋弘至対ザックセイバージュニア)※別府
・IWGPジュニアタッグ(オスプレイ・イーグルス対ファンタズモ・石森)※鹿児島
・IWGP権利書争奪戦(飯伏幸太対KENTA)※鹿児島
・スペシャルシングルマッチ(後藤洋央紀対鷹木信悟)※神戸
・IWGPインターコンチネンタル戦(内藤対ジェイホワイト)※神戸

ここにライガーと鈴木みのるが加わる可能性もありますが、現時点ではこれらが注目カードとなります。

最も注目されているのは内藤とジェイホワイトのインターコンチネンタル戦かと思いますが、12日の大阪大会ではようやくジェイ組が内藤組に勝利して風向きが少し変わってきたように見えます。

まぁこの二人に関しては「お互いが狂気的な笑顔で楽しそう」な状況で前哨戦を戦っていますし、前哨戦での勝ち負けなんて何の価値もないのかもしれませんが・・・ただ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン組が負ける場合の99%が『BUSHIがいる時』なのは見ていて悲しいものがありますね。

もちろんKUSHIDAクラスの選手でもヘビーと組めばそういう扱いでしたし、今「そうじゃない」存在はオスプレイぐらいですから仕方ない部分もありますけどね。

裏GTR=鷹木式GTRという『プロレス界の歴史の中でも珍しい掟破りとネーミング』

鷹木信悟がロッキーロメロに発動した裏GTR。
これはご存知、後藤洋央紀の必殺技GTRのリバースバージョンとなる裏GTRとして後藤が使う得意技です。

前哨戦へ向けての揺さぶりなのか、この掟破りの裏GTRを鷹木が披露したわけですが『フィニッシュの前に出したあの技は、何を隠そう、鷹木式GTRだ』と後藤を挑発しました。

これに対して後藤は『日本人の心も忘れたか?パクリ魔じゃねぇか。挑発のつもりか?言っておくが俺の技は簡単にパクれるような技じゃねぇぞ。お前に本当の裏GTRを教えてやるよ』と怒りをあらわにしました。

さて、、、プロレスの世界での掟破りとは相手の必殺技を使うことですが、今回鷹木が盗んだのは後藤の必殺技の1つ前の技である裏GTRでした。

正調GTRではなく裏GTRをパクった上で「鷹木式裏GTR」ではなく「鷹木式GTR」と命名するというのは・・・これはある意味プロレス界の歴史に残る珍事のようなものに感じます。

何が珍事か?

それは上記したように「わかりにくい」からです(笑)

それなら正調のGTRを掟破りで使えば済むことなのです。

中○が東京ディズニーランドを完全コピーした上で「中○ディズニーシー」と名乗るようなもので、なんでそんなわかりにくいことするのという感じです(笑)

ちょっとこの辺りの流れはドラゴンゲートっぽさも感じるのですが、何にしてもこの二人の戦いも本番が楽しみですね。
後藤洋央紀も鷹木信悟の技をパクるかもしれませんし、棚橋弘至が「青魔道士」「ラーニング」というテーマを打ち出している中で、他の前哨戦でそういうことが起こるというのも妙に面白く感じますね・・・


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