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全日本プロレス公式の動画なのにいきなり噛んでスタートした王者宮原健斗に若干の不安も感じますが、三冠ヘビー級の防衛戦となる野村直矢との戦いが近づいて来ていますね。

9月3日の後楽園ホール大会で実現するこのカードですが、野村直矢が勝利した時点で25歳での三冠ヘビー級戴冠となりますので『最年少戴冠』という大きな記録を打ち立てることができます。

そして現時点の最年少王者は宮原健斗が三冠ヘビー級王座を手にした26歳11ヶ月が最年少記録となっています。

野村直矢は今年10月で26歳なので仮に今回負けてももう1度チャンスがあるかもしれませんが、どちらにしても歴史を塗り替えることに最も近いのが野村直矢であり、それを阻止する立ち場が宮原健斗であることに違いはないでしょう。

野村直矢はまだ25歳と若いですが、全日本の未来を期待されて育てられてきた選手です。
そして全日本プロレスの未来を作りつつある宮原健斗が30歳ですから、早いもので宮原も追われる立ち場になっています。

新日本プロレスも31歳のオカダと26歳のジェイホワイトがこれから先のIWGP戦線の中心となるでしょうし、全日本プロレスに関しても三冠ヘビー級が新しい若い世代、次世代の戦いになっていくのだろうと思います。

若い選手同士が団体の看板となる最上級のベルトを掛けて戦う試合というのは、その組織がこれからどうなっていくのか?何を見せてくれるのか?というファンの期待を背負った試合ですから、この9月3日の後楽園ホール大会では全日本プロレスの令和時代がどうなっていくのかを感じることができる試合となるでしょう。

この試合の結果次第で「誰が三冠ヘビー級王者として王道トーナメントに立つのか」という構図も変わってきますが、個人的には野村直矢の王者姿を見てみたいです。

表情も自信に満ち溢れていますし、今の野村なら時代をひっくり返す力はあると思いますからね。


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