日本武道館3連戦前の最後の大会となる横浜文化体育館大会。
G1クライマックスBブロックの8戦目となる大会となりますが、公式戦以外にも見所が満載の一日になりそうです。
第1試合の海野・成田対辻・上村は伝統のヤングライオン対決となりますが、海野はNJCやモクスリーとのタッグで成長し、成田もBOSJを経て強くなりました。
ただ辻と上村の急成長も著しいのでいつ先輩を越えてもおかしくないほどに感じます。
G1のシリーズで大観衆が集まる中ですので、ヤングライオンの熱さを見せてほしいですね。
第2試合はEVIL・SANADA・BUSHIとファレ・裕二郎・オーエンズの戦い。
すでに敗退の決まったEVILとSANADA、そしてファレがどの程度のモチベーションで戦えるのか?
EVILとファレは一応前哨戦とはなりますが、SANADAに関してはどこへ向けて戦えばいいのか。
また、SUPERJCUPにエントリーが決まったBUSHIにも注目ですね。
第3試合はKENTA・コナーズ・フレドリックスのLA組と鈴木みのる・ランス・ザックの試合。
こちらもすでに敗退が決まっているKENTAとザックの前哨戦がテーマになりますし、SANADAに負けてかなり落ち込んでいたランスの気持ちが戻るのか?という見所もありますが個人的には鈴木みのるとLA道場の若手2人との絡みが楽しみです。
そして、浜松大会後に指を4つ数えた鈴木みのるがこの日に「3」を数えるのかどうか。
3を数えたなら最終日に何かが起こる!?
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優勝候補2人を見ながら棚橋弘至は何を思う
第4試合はAブロック代表者を決めるオカダと飯伏の前哨戦です。
またそれと同時にすでに敗退が決まっているエース棚橋とIWGPjr王者&BOSJ優勝者としてジュニアを背負いながら敗退が決まったオスプレイの前哨戦でもあります。
昨年の優勝決定戦は棚橋と飯伏だったわけですが、この試合の中で棚橋が大きすぎるジェラシーを背負って戦う姿には注目したいですね。
オスプレイにではなく飯伏に対して、またオカダに対してのアクションがあるのかどうか?
そして日本武道館初日のメインとなるでしょう、オカダと飯伏。
どちらが勢いをつけて有利な状況を作って大一番に向かうのか?
それほど絡んだことがない2人のスターの戦いは大注目となりますし、オカダが飯伏の壁なのかそれともオカダに久々の壁として飯伏が立ちはだかるのか。
この試合から色々なことが見えてくるかもしれません。
レインメーカーをカミゴェで迎撃するなんてシーンも・・・
公式戦は矢野対タイチからスタートします。
連勝すれば勝点10まで伸ばせることや、どちらも内藤に勝利しており矢野に関してはモクスリーにもジェイにも勝利しているということからも、心のなかでは「無いだろ」と自分でツッコミながらも矢野に期待してしまいます。
もちろんタイチ推しの自分として初出場で勝点10まで乗せてほしいのですが。
後がない中で優勝戦線に残り優勝候補でもある内藤哲也はジェフコブとの試合。
相撲ポーズで挑発をした浜松での前哨戦でしたが、エルガンキラーだった内藤なのでこの手のタイプに勝つ方法は熟知していることでしょう。
競馬的にオッズをつければ1.0倍元返しぐらいのカードとなりますし内藤が負ける姿を見ることはないと思いますが・・・
ただ内藤とジェフコブのIC戦という微妙なカードが秋に行われているという映像が想像できなくもないので少々不安もありますね(笑)
後藤洋央紀とモクスリー、ジュースロビンソンとジェイの大一番
復活の荒武者、後藤洋央紀は生き残りをかけてモクスリーとの一戦に挑みます。
5連勝から矢野・ジェイに連敗したことで一気に混戦となったBブロックですが首位はまだモクスリーという状況。
モクスリーが勝利した瞬間に可能性が無くなる選手もいるわけですが、後藤に関してはここでモクスリーを倒せば、優勝候補のジェイにも勝利しているので優勝決定戦への現実度が一気に増してきます。
1つ前の公式戦では牛殺し式GTRを失敗して勝利したのに落ち込んでいた後藤。
この試合では完璧に決めて新フィニッシュまで上昇させてほしいところです。
セミのジュースロビンソンとジェイホワイトの試合となりますが、前IWGP王者としてジェイが優勝戦線に生き残れるかどうか?を懸けた試合となります。
これから何年先までもライバルとして戦うことがある二人でしょうから、この試合ぐらいは外道さんの介入なしの試合を見てみたいものなのですが・・・
またジュースに関してもここから2連勝すれば勝点10。
若干の可能性を残して最終日まで行けることができるだけに負けられない試合となりますが実績ではやはりジェイが有利か?
NEVER無差別級のベルトが鷹木信悟を呼び寄せるか!?
メインイベントは石井と鷹木。
G1のエントリー選手が決まった時から最も楽しみだったカードです。
壮絶な打ち合いとなることでしょうし、これは前にも書きましたが過剰に試合を期待したとしてもそれを上回り試合となるのではないかと思います。
鷹木に関してはすでに可能性がありませんが、石井に勝利することができればNEVERへの挑戦という道を切り開くことができます。
NEVERというベルトは「NEVER無差別級王座」が正式名称です。
鷹木はG1に参戦するにあたって「ジュニアではなく無差別級として」という言葉を使っているだけに、NEVERのベルトに興味がないわけがありません。
インターコンチネンタルを狙うというような目標を口にしたこともありますが、NEVERを更にワンランク上げて面白くするには鷹木が適役です。
石井のG1制覇というのは個人的に相当見てみたい景色ではあるのですが、2連勝して勝点12まで上げたとしてもモクスリー・内藤・後藤に負けているので可能性としては厳しいものがあります。
例えばのケースとして、
○内藤VSコブ
○ジェイVSジュース
モクスリーVS後藤○
内藤10
ジュース6
ジェイ10
モクスリー10
後藤10
内藤VSジェイ○
モクスリーVSジュース○
後藤VS鷹木○
内藤10
ジェイ12
ジュース8
モクスリー10
後藤10
石井12
なんてことがあれば石井VSオカダ、もしくは石井VS飯伏という面白そうな優勝決定戦もありえますが・・・現実的にはどうなのか。
それであれば鷹木が勝利して石井とのNEVER戦を見てみたいなと思うんですよね。
NEVER無差別級のベルトが鷹木信悟を呼び寄せる・・・?
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