影牢~ダークサイドプリンセス~

まだ自分が学生時代の頃にハマった
「自分が敵になり相手をトラップで殺す」
という斬新なアイデアのゲームだった
刻命館と、その後の影牢、2005年の続編と
楽しませてもらっている「トラップ悪ション」。

「今の時代、あんなゲームは出ないだろうな」

そう思っていたのですが、
全く気が付かない間にPS3で続編が出てました。

GEOで嫁が「これ面白そうだよ」と
持ってきたのがその続編である
影牢~ダークサイドプリンセス~

まだ5章までしかプレーしてませんが
やっぱり面白いです。

残虐要素もあればスカッとする爽快感もあり
尚且つ緻密な計算と計画性が必要。

なんとなく私の好きな映画「SAW」とも
通じているのかもしれません。

敵を三角木馬で辱めてから
ペンデュラムでふっ飛ばし、
着地地点からスプリングフロアで
更にふっ飛ばし、そこに岩石を落として
相手をぺしゃんこにしたり、
時にはバナナの皮で滑らせて
怒って向かってきたところで溶鉱炉に落としたり・・・

まぁ、残虐な部分ではあるのですが
計算をしっかりしないと成功しないということは
私の性格にとても合っています。
結構頭の回転になるゲームですよ。

でも、この手のアイデアゲームって
年々減っているような気がします。

しかし、ゲームメーカーを責めるわけにも
いかないと思うんですよね。

ハードがどんどん高性能になっていき
制作費も上がっていっている中で
ゲームの売上は落ちています。

スマホゲームにシェアを奪われつつありますから
冒険するより置きに行くことになるのが
企業としては当然なのかなと思いますからね。

ただ、それでも僕の理想を言わせてもらえば
ゲーム・映画・アニメ(漫画)・音楽は
守りに入ったらお終いのジャンルだと思いますし
まだまだそれらから刺激を受けたいですから
攻め続けてほしいなぁと思うのです。

上記のどれもが責任転嫁に使われることも多く、
自分の子供が犯罪をおかしたらゲームのせいだの
凶悪犯が出てくれば映画のせい、そして部屋には
アニメのポスターがあったとか、
「関係なくない?」という言いがかりをつけられます。

人類総クレーマー、人類総ストーカー
そんな言葉が合うような時代になりつつありますが、
でも本当はそんな人は一部の心の貧しい人だけです。

自分の好きなものが言いがかりをつけられていたら
それを守る動きも必ずありますし、
もっともっと尖ったメーカーが出てくるといいなぁと。

僕の想像では、あまり他人のことを気にしないで
動けるさとり世代とかゆとり世代の人たちが
僕ら世代を満足させてくれる時代が来るんじゃないか?と。

実はそんなことに期待をしています。

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